マレーシアのAPUへの大学留学を決定したぼくがした、たった一つのこと

マレーシアのAPUへの大学留学を決定したぼくがした、たった一つのこと

マレーシアへの大学留学。大学名はAsia Pacific University of Technology and Innovation(APU)。

今回は留学に向けて一番やって良かったことを紹介します。

アメリカ大学留学の現実

僕はこれに向けて2016年6月頃から行動し始めました。

それはもうくたくたになるほど忙しかったのですが、留学した今、その時を振り返って考えると動いて良かったな、と思います。

もともと「アメリカに大学留学したい!」って思ってたのですが、アメリカの大学に留学するのに必要な費用は年間200万円以上!

 

「めちゃくちゃ高いじゃん!どうやってこんなにお金貯めるの!?」

 

当時は会社で働いてましたが、大学一年分のお金を貯めるのに一年以上もの時間がかかるということで、絶望しました。

アメリカへの留学は、正直言ってボンボン、そもそも家庭にそれなりのお金がある家に生まれた人ができる「贅沢」なんだと思い知った瞬間です。

ぼくと同じように悔しい思いをしている人がいるとすれば、そういう人たちを救いたいとも思っていますが、まだ今のぼくの実力では難しいので、まずは将来の目標としておきます。

 

アメリカ留学に絶望し、はっきり言って自分の努力でどうにかしてできるレベルじゃないと実感しました。

IQがすごく高くてTOEFLでスコア120満点取れたり、数学オリンピックで賞をもらったりするような超頭のいい人だったら、留学をサポートしてくれるような人がこぞって現れると思うのですが、ぼくはそんなに超がつくほど頭は良くないし、英語の勉強だけで四苦八苦してたくらいです。

 

そんな現実を突きつけられてから、なんだか自分は一体何がしたいのか、よく分からなくなりました。

「今までアメリカ留学のためにお金を貯めてた自分は何だったんだろう」って。

必死こいてた心の部分にポッカリと穴が開いた感じでした。

 

自分とじっくり向き合う

そこで、一旦自分とじっくりと向き合う時間を作ろうと思って、2016年の初めのころに、今まで英語の勉強や留学の下調べなどの理由でできなかったことをやってみました。

 

筋トレやストレッチをしたり、朝にジョギングをしたり、本屋でビジネス本を読み漁ってみたり、IT関係の本を読んでみたり、今まで読んでなかった漫画を読んでみたり、普段買ってなかったお菓子やヨーグルトを買ってみたり、映画を観たり…

 

とにかくやりたかったことを 心を解放 してどんどんやってみました。

 

それこそ、この赤ちゃんみたいに目をキラキラさせて。

 

そうしたら、今まで見えてなかった自分の心の中が見えてきました。その時気づいたのは、自分の傾向として物事の仕組みに興味があること。

 

例えば、自動車だったら大抵の人は自動車が動いたら、「すげー!」で終わると思うんですが、

ぼくの場合どうなるかというと、自動車が動いたら「すげー!」と同時に「どうしたらこんな鉄の塊が動くんだろう?自分でも作ってみたい!」ってなります。

 

仕事をしてても

「どうしたらもっと効率的に作業ができるだろう?」

「どうしたらもっと改善できるだろう?」

とか考えてばっかりでした。

そして、解決策があったらそれを実行するのが、すごく楽しかったです。

 

それに気づいてから、そういえば2013年に観た一つのインド映画「きっと、うまくいく(3 Idiots)」の主人公がめちゃくちゃカッコよく見えたのを思い出しました。

 

心の底から「こうなりたい!!」ってワクワクが温泉のように湧き出てくる感じです。

そして、最終的に「やっぱり大学に留学しよう!」って思えました。

 

ワクワクをエネルギーに

そこからは、もうアメリカ以外の国をいろいろと調べて、マレーシアという国に決めて、マレーシア留学準備がどんなに大変でも、毎日睡眠時間が4時間しかなくても動くことができました。

 

もし、やりたいことが、なんだかよく分からない人は、何でも今まで自分がやりたいと思っていたけど、様々な理由でできなかったことをやってみるといいです。

 

そうすると、変な言い方だけど、本当の自分がだんだんと見えてくる。

それさえ見つかれば、あとは行動するだけです。応援してます。