1番活性化するビジネスは何だろう?
- 2019.11.06
- えんが話

この資本主義社会の中でビジネスについて考えることは避けられない。ビジネスは今や、昔でいう狩猟と同じ意味合いを持つようになった。
かつてまだ人間が生きるために生きていたころ、人々は食料を求め、狩猟や漁によって命を連ねていた。
やがて、物々交換の概念が広がり、1人が狩りをすればもう1人は作物を育てる。そして、自分の得たものと他の人が得たものを交換して自分だけでは得られない価値を得ることができるようになった。
そうした流れの中にお金が生まれ、現代では、果てしないほど膨大にある価値の流通にお金が使われている。
様々なものに利権が付与され、深い専門性が生まれたことによって、今や、お金が無ければ生きることさえも困難な時代になってしまった。そんな時代にビジネスを考えないことは、自らの武器を投げ捨て、狩猟を放棄して、ただ息絶えるのを待つことに等しい。
見回してみればビジネスには様々なものがある。ショッピングモールで食料や服を提供するものやタクシーでの移動手段を提供するもの、大学での学びや交流の場を提供するもの、アプリで人々を繋げるもの、などその数は限りない。
ぼくはここでビジネスの種類を分類したいわけじゃないので、これ以上は挙げないが、気になるのは、じゃあどんなビジネスが1番活性化するのかということ。活性化するというのは、要するに1番稼げるビジネスだということ。個人的に「稼ぐ」という表現が下劣で好きじゃないので、活性化するという表現を使った。
1番活性化するビジネスは「場を提供するビジネス」だと考えてる。その場で人が何か創造的な活動ができるもの。
例えば、自動車は人々の移動を格段に簡単に効率的にした。そして、快適な移動空間やドライブそのものを楽しめる場を生み出している。他にも、パソコンやスマホは人々の勉強と仕事の幅や効率を向上させ今や1人一台もつようになった。
思えば、アメリカの4大企業であるGAFAはすべて人々に場を提供している。簡単にいえば、Googleは検索する場を、Amazonはオンライン販売と購入の場を生み出した。
人々がそれぞれに活動できる場、そこにビジネスが最も活性化するための源がある。
これから5G、機械学習、AI、といったテクノロジーが指数関数的に発展していくであろう世界で、一体どんな場が盛り上がってくるんだろう?
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