マレーシアAPUの「Python」1日トレーニングがなかなか良かった

マレーシアAPUの「Python」1日トレーニングがなかなか良かった

どうも、マレーシアAPUの大学生ゆうむです。今日は、「Advanced Python」という名の1日トレーニング講座があったので、参加してみました。オンラインでの講座にちょっと不安がありましたが、なかなか良かったので、ザックリと良かった点と悪かった点を振り返ってみます。

トレンドについていくための無料講座?

ここ数年、世界中でAIや機械学習が盛り上がって来ていて農業や医療、データ分析、衣服業界など様々な企業がサービスに取り入れようとしています。

AI開発を担うプログラミング言語といえば「Python」というくらい有名です。Pythonだけで調べても必ずAIの名前は出てきますね。

そこで、トレンドに付いていくために企画したのか、今回、APUが「Advanced Python」と「AI and Image Processing」という2つの1日トレーニング講座を企画していました。参加は無料で、オンライン講座として参加できます。

まだcovid-19の影響で、学生が大学に自由に行き来できる状態ではないマレーシアでは、オンライン講座なのは仕方がないですが、ぼくとしては移動する必要がなく、家で簡単に講座が受けられるので、ありがたかったです。

正直、オンラインでどのくらいのクオリティーを担保して講座が開かれるのか、少し不安だったのですが、実際には不安に思う必要がなかったほどよかったです。

プログラミング講座はオンラインの方が良い印象

講座はMicrosoft Teamsを使って実施されました。

内容としては、Pythonの変数や関数、クラス、オブジェクトなど基礎的な内容を1つ1つ丁寧に説明してくれましたし、パッケージをダウンロードしてからパッケージのインポート、グラフ生成のデモンストレーションまで学生が参加する形で実施されました。

オンラインだと講師が実際にプログラミングをしている画面が目の前で見れるので、クラスで講座を受けるときのようにプロジェクターの映像が遠くて見にくいことや自分の画面で迷子になるといったことが起きにくくて好印象でした。

プログラミングの授業を30人などの多人数でクラス内で受けるとなると、毎度のごとくそんなことが起こっていたので、一人一人自分の画面で講師のプログラムが見れるのは効率的だと思いました。

さらに、オンラインではクラス内特有の距離的制約がなくなり、マイクをオンにすれば声を張ることなく直接講師に質問できるので、時短にも繋がります。

また、あるとき一人がエラーを出したのですが、講師がそのエラーを確認して一緒に解決していく過程を画面上で確認することで、他に同じエラーを出している人も同時にエラーを解決できる点もいいなと思いました。

オンライン講座だとこんな問題点が…

逆にオンラインのデメリットを上げると、必ず出てくるのが、インターネット接続状態の良し悪しです。今回の講座では結構の頻度で講師の接続が切れることがありました。

いきなり講師の声が止まって共有されている画面も止まってしまうことが、10分に1回くらい発生。その都度、参加している学生が「Hello~? Sir~?」と確認しているやり取りはなかなか面白かったのです。(笑)

しかし、やっぱり何度も接続が切れるのは、ストレスになりますし、止まった分時間も長くなってしまうので、改善したい事項の一つになります。

また、今回の講座に限った問題ではありませんが、オンライン講座だと講師が学生にそれまでの進捗について、「ここまでで質問がありますか?」などと確認を取ることがあるのですが

数十名単位で学生がいる状態では誰が応答するのか特に決めているわけではないので、質問に返事をする人がいなくて無言の状態が10秒続くということもがありました。

この点に関しては、他の学生がしっかり理解できているのか確認のしようがないので「大丈夫です」と応えるのが難しいというのが現状です。

この問題を解決するには、講師が確認のための質問をしたら5秒だけ待って、返事がなければそのまま続行、という風にルールを決めるというのが、個人的にベストなのではないかと思ってます。他に何かいい案があれば教えてください!

オンラインの企画がいろいろあるAPU

今回の講座は一日中、時間で言うと9時から18時までだったので長いな、と感じていました。途中、ご飯を食べた後は、眠くなってしまい、横になりながらスマホを見ていたときもあります。(笑)

それでも、最後にはパッケージのダウンロードからその使い方までデモンストレーションをしながら詳しく教えてくれましたし、いつでも質疑応答ができる状態だったので、かなり効率的にPythonのトレーニングが進められた印象です。

後は、実際にプログラミングをして使っていくだけですね。(笑)

APUでこのような取り組みは学生同士のチャットや大学のFacebookページで案内があるので、いろいろ参加してみると面白いかと思います。

ちょっと前にもマレーシアのテクノロジーに関してのトークが教授によってFacebookライブで行われていました。covid-19で世界中で大変な状況にある中でもオンラインでいろいろな企画を提供してくれるところは、やっぱりITに特化した大学ならではなのかなと思います。

それでは、今日も良い1日を!