マレーシアの展望台「KLタワー」のスカイデッキでKLの発展ぶりに驚いた

マレーシアの展望台「KLタワー」のスカイデッキでKLの発展ぶりに驚いた

どうも、マレーシアのAPU大学生ゆうむです。マレーシア在住4年目にしてようやくKLタワーに登って来ました。

そこで見たKLの発展ぶりは、もはやマレーシア=先進国と言ってもいいんじゃないかと思えるほどで驚きました。

キッカケは無料キャンペーン

KLタワーは日本でいう東京タワーのことで、ブキッビンタンという中心街にあります。これまで、とりわけKLタワーに行くような動機がなかったので、マレーシアに3年以上いながらもタワーに登ったことがありませんでした。(笑)

しかし、covid-19の影響で停滞した経済回復を目的に人々の観光を促進するためか、今年2020年の7月にKLタワーの展望デッキに無料で登れる太っ腹キャンペーンが実施されることになりました。

普段は大人料金でRM30必要な展望デッキですが、それが完全無料になるんです。「それなら行ってみるか!」という軽い気持ちでマレーシア人の友達と行って来ました。

しかし、実際行ってみたところ、この軽い気持ちのおかげで思わぬ展開を迎えることに…。

無料の凄まじい力強さを目の当たりにした

なんと、KLタワーに向かった当日、展望デッキに登れないという事態に陥りました…(笑)

どういうことかというと、KLタワーはオープンする時間が午前10時なのでその20分くらい前に着けばいいか、と思い、9時40分に到着したのですが、その時にはすでに展望デッキのチケットは全て無くなっていたんです…。

係員に聞いてみたところ、当日、朝7時から並ぶ人たちがいたために700人分の無料チケットが無くなってしまったとのことでした。(笑)

無料の力、恐るべし。

ぼくの感覚的にマレーシア人は「無料」にとても敏感なように思います。まあ、マレーシア人でなくとも敏感な人は多いとは思いますが、さすがに朝7時から並ぶとは思わず、完全に舐めてました。

「無料」がつくキャンペーンがあるときには、一番乗りを狙う勢いで行動した方がいいな、という教訓ですね…。結局、展望デッキにはいけなかったのですが、スカイデッキという展望デッキより高い位置にあるところに登りました。

一応、スカイデッキも半額キャンペーンをしていて、RM36で登ることができました。ここまで来たらもう意地でも登るしかないです。

ちなみにスカイデッキでも予約できたのは、10時から4時間待ちの午後2時。ぼくと同じ考えの人が多かったのでしょう。(笑)

スカイデッキで見るKLの街並みがスゴい

さて、4時間待ってようやく午後2時になり、スカイデッキに登るときが来ました。簡単な案内の後、参加者みんなでぞろぞろとエレベーターに入っていきます。

耳で気圧の変化を感じながらスカイデッキに到着。そこで見たKLの景色は想像以上にスゴいものでした。

マレーシアのトレードマークであるツインタワーがどこにあるのか分からないほどビルの数が多い!

この景色はもはや発展途上国じゃないでしょ!、と言いたくなるほどに綺麗です。どんどん建設が行われているマレーシアなので、1年ごとの景色の変化が面白いですね。

あと5年、10年したら、全く違う形のKLが見れるかもしれません。

スカイボックスに足がすくむ…

スカイデッキはただ景色を見るだけではなく、スカイボックスというガラス張りの箱に入って写真撮影をすることもできます。これが案外、怖い…!

高所恐怖症の人だったら、絶対入りたくないボックスです。中に入ってガラス張りの床越しに見る景色だけで、足が震えてしまいそうでした。

それに加えて、横に飛び出してクレーンに吊られているような構造になっている点でも怖かったです。ガラス張りの箱が横に飛び出している状態なので、もし支えが壊れてしまったら、と思うと足がすくみました…!

それでも箱の中からの景色は一見の価値ありです。中に入れる1分40秒の間に写真撮影もできるので、友達と一緒に記念撮影するのをおススメします。

寝そべってもみた(笑)

今回のキャンペーンが無ければ、一度もKLタワーに登ることなくマレーシアを去っていたかもしれないので、いい機会でした。KLタワーはなかなかスリルがあるので、マレーシアに来る際は登ってみてください。

そして、タワーから見る街並みは、個人的に結構気に入ったので、旅行するときには国ごとにタワーに登ってみようかな。

それでは、今日も良い一日を!