マレーシア大学講義で英語を話すのに不安・緊張するときの考え方

マレーシア大学講義で英語を話すのに不安・緊張するときの考え方

マレーシアの大学に留学を考えている人の目的として英語を身に付けたいというのがありますよね。そのためには、英語を話さないといけません。黙っていたってリスニングの力が伸びてもスピーキングの力は伸びません。

なので、どんどん話すべきなのですが、とりわけ難易度が高いのが、講義中に英語を使って講師に質問をするときです。そんなときは不安になりますし、緊張します。

しかし、それは当然なんです。

じゃあ、こんなときはどのように考えればいいのでしょうか。今回は、マレーシアの大学講義で英語を話すときの考え方をお伝えします。

英語を話すのに躊躇してしまう

質問するときって、講義を止めてまで話をするわけなので、クラスメイト全員が注目します。これが厄介なんですよね。

英語で話すことに自信があまり持てない人は、約50人が聞いているというプレゼン状態では話すハードルがかなり高いでしょう。

緊張で頭が真っ白になって何話そうとしてたのか忘れますし、英語の発音も上手くできなくて、講師に聞き返されてもう一回話さないといけない羽目になります。

こんなの最悪ですよね。英語力を上げたいし、質問もしたいのにこれだと自信をさらに無くしてしまいます。そんなときには、どのように考えればいいのでしょうか。

緊張するのは日本語でも同じことだと受け止める

よく考えてみたら、50人もの中で話をするのって日本でだってそうそう無いですよね。学校でもクラスは40人いれば多い方のはずです。

その人数の中で堂々と質問ができていた人はいいですが、できていなかった人は英語でできるはずがないです。母国語である日本語でできないことを、英語でできるわけがないですよね。もしかしたら英語で人格が変わるという人がいるかもしれませんが。

日本語で緊張するなら、英語でも同じなのは当然なので、焦る必要も自信を失う必要もありません。むしろ自分は正常だと安心していいですよ。

まず少数の中で話せるように練習をして慣れるしかない

それでも講義の中で英語を話せるようになりたいのであれば、まず少数の中で話せるようになりましょう。友達と1対1や3人で話すのは問題ないと思います。

でもそれが5人6人と増えていったときに話せるかどうか考えてみてください。それもあまり詰まることなく。それができたら、次は10人程度の講義中に話す練習をしてみましょう。

10人であれば心理的な距離が近いので、50人に比べたらずっと話しやすいですよね。そのように、英語を話すときに周りにいる人数を少しずつ増やしながら話していれば慣れてきて、大勢の前でも話せるようになりますよ。

と言っているぼく自身もこの方法でだんだん話せるようになってきました。最初はとにかく自分の英語力を笑われたらどうしようとか、講義の流れを止めたら申し訳ないなとか考えてて話せませんでした。

でも最近は、間違えても誰も笑わないし、英語がしっかり伝わらないことに対する耐性がついてきたり、周りの人が助けてくれたりして、思っていたものとは違う世界が広がっていました。

考えてみたら、外国人が英語を間違っても笑うなんてことはないですよね。なので、一度思い切って話してみてください。

質問すると得することばかり

講義内容が分からなかったときには、絶対に質問すべきです。というのも、自分の疑問を解消できるからです。そこで講義内容を理解できたら勉強が効率よく進みます。

逆に、質問せずに小さな疑問を頭の中に溜めていくと、いつのまにか講義で何を言っているのか分からなくなってしまって、自分が損してしまいます。

「聞くは一時の恥。聞かぬは一生の恥。」ということわざがあるように、その一瞬を逃したせいで後々、自分が苦労することになります。

なので、質問するのは恥ずかしいかもしれませんが、それはその時だけですし、そんなことはみんな忘れてしまいます。だから思い切って話してみましょう。

仮に大きな失敗をして、みんなが忘れられないほどの恥を晒したとしても、それはそれで将来の笑い話になります。しかも、周りからも「こいつも失敗するんだな」という印象から親近感が湧いて、もっと仲良くなれますよ。

このように、英語を話すことには得しかないので、恥ずかしくても一歩踏み出してみましょう。

さいごに

英語を話すのに緊張するのは普通のことです。なので、話したくないと思ってしまいますが、英語を話しても得しかないので、どんどん話す機会を作りましょう。