マレーシアで合コンならぬ「街コン in KL」に参加してみた

マレーシアで合コンならぬ「街コン in KL」に参加してみた

こんにちは、ゆうむ(@yumun216)です。

相変わらず、マレーシアは汗がにじむほど暑いですが、みなさんはどのようにお過ごしでしょうか。

もう1ヶ月ほど前になりますが、1月27日にマレーシアで第一回街コンというイベントが開催されていたので、顔を覗かせてみました。

テックが人を繋げる時代

みなさんは海外で日本人や日本にゆかりのある人たちに会ってみたいと思ったらどんな方法を思いつくでしょうか?

インターネットが無かった時代では、大学とか会社やスポーツクラブの人たちの繋がりを使うなど、とにかく地道に人づてで知り合うことしかできなかったと思います。

しかし、インターネット大幅に普及し、誰もがスマホを持っていてSNSが普及している現代では、簡単に日本人を探せます。

ぼくの肌感では、やはり最近はインスタが知らない人と連絡を取るためのメインの手段になりつつあります。

マレーシア留学生が現地日本人と繋がり交流する方法5つ

面白い人探しに街コンへ

そんな風にテクノロジーが人同士の繋がりに変革をもたらしている中、マレーシアのKLにて繋がりを作るための新たなイベント「街コン in KL」が開催されました。詳細は以下の通りでした。

日本人に限らず、マレーシア人や他の外国人も参加できて「人と人との出会いを楽しむ」がコンセプトのイベントです。

正直、知らない人と会うのって個人的にはエネルギー消費が激しいので、なるべく1人でいたい人なんですが、マレーシアに来る人は結構面白い人がいるんですよね。

マレーシアで会う日本人。変わった性格な人たちが次々と

実際に、マレーシアのミートアップ忘年会に行ったときには、面白い人がいました。

その人は、日本でお菓子作りの専門学校に行くも、卒業1ヶ月前に中退。その後、輸送関係の仕事で起業し、ある程度してから全く英語が分からない状態でマレーシアに渡ってきて仕事をしているという同い年の人です。

わけ分からなくないですか?(笑)

なので、街コンでも面白い人いないかな?と思いながら参加してきました。

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最初のテーブルはマレーシア人が面白い?

当日、会場に着いて受付をしたら、テーブルがアルファベットごとに振り分けられていて、ぼくはAだったので、そのエリアに行きました。

なお、参加人数は当初、男50、女50だったんですが、増員されて200人弱というなかなかの規模になっていました。

テーブルに着くと、日本人がぼくを含めて4人、マレーシア人が4人という形でした。ぼくの近くにいた人たちは、左右にマレーシア人の男性と女性、目の前に日本人男性が1人、その左右に日本人男性とマレーシア人女性でした。

目の前の日本人男性は、スーツをピシッと着てきているのですが、いかにも場馴れしていない雰囲気でした。その上、カチコチに緊張していて話しかけてもすぐ会話が止まるという…。

仕方ないので、隣のマレーシア人に話しかけると、これがもうよく喋る喋る(笑)。日本人じゃないの?と言いたくなるほど、饒舌に日本語を操っていました。

1人は日本留学経験があり、もう1人は日本企業で日本人相手に仕事をしているということだったので、そこまで話せるということでした。

中国語、マレー語、英語に加えて日本語もペラペラ喋れるのは本当に尊敬します。ぼくはそこまで身につけたいとは思ってませんが(笑)。

左前の日本人男性はもともと小学校教員で、マレーシアの日本人学校に短期間だけ教えに来ているということでした。

こちらの方は、先生だけあって、優しそうで話も盛り上がりました。給食が無かったりとか、教員以外はマレーシア人の事務員だから話が通じなくて苦労するとか聞けたので面白かったです。

席替えともろもろ

そんなこんなしてるうちに席がえの時間が来ました。その間、約30分という短さ。

テーブルには8人いたので、話せた人と話せなかった人が出てしまいました。せめて1時間は欲しかったです。とりあえず何人かと連絡先交換してから、男組は別のテーブルへ移動します。

ちなみに時間などのアナウンスをしていたのは、主催者とマレーシア住みます芸人のキンジョーさんです。キンジョーさんはやっつけ英語で司会者の日本語アナウンスを翻訳していました。

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いろんな人と話すも面白い人はおらず

夜景がきれい!

移動した後は、と言いたいところなのですが、この後は会場全体的に自由に動き回る人も出てきて、席替えが一部意味をなしていませんでした。

そのため、ぼくもあっち行ったりこっち行ったりでいろんな人と話すも、そんなに長く話すことが無かったため、あんまり覚えていません。

サラッとまとめると、ここに来ていた日本人は、どの人もマレーシアに来て1年くらいかそれ未満でした。中には東京からの出張で1週間だけマレーシアに来て翌日に帰るという人もいました。何のために来たんだろう…。

マレーシアで会ったことがある人もポツポツいて、7人くらいの日本人に声をかけられました(笑)。マレーシアは海外なので、日本人コミュニティーが島みたいに凝縮されてるんです。

でも、ぼくが思うような面白い人は見つからなかったです。日本語ペラペラのマレーシア人くらいかなあ。ううむ…。

やっぱり街コンみたいなイベントは男女の出会いを求めてる人がある程度来ている印象だったため、面白い人との属性がマッチしていなかったんだと思います。

中には、サッカー選手で身長180センチ以上の超イケメンが来ていて、彼の周りに女性の輪ができていたという話も聞きました。こうなると単純に怖いですよね。

街コンでこうしたら良かったと思うところ

ネガティブな方面から街コンを掘り下げてみると、いくつか改善点が見受けられました。ぼくの周りにもココはこうするべき!と話している人も。ザーッと上げるとこんな感じです。

  • ビュッフェスタイルの料理の質が悪く、マレーシアローカル料理、日本料理とデザートがいくつかだけ。料理は全部で10種類くらい。総じて量が少ない。
  • アルコールや飲み物も少なく、ビールにワインが全然足りていない。
  • 一つのテーブルで話せるのは30分だけ。
  • 100人から200人弱に増員されていて人が多すぎる。
  • 増員するもドタキャンも多かったらしく、その点を予想できていない。
  • 年齢制限が意味をなしておらず、18歳ほどの大学生たちもいた(ぼくは気にしないですが運営としてはどうかというところ)。
  • まず日曜日に開催する時点であり得ない。

ネーミングが勘違いさせるという意見もありました。

あくまでぼくと他の人たちの意見ですが、それにしてもRM150払うほどじゃないな、というのが一番声を大きくして言いたいところです(女性はRM50)。

2回目開催も決まっているとのことなので、この辺が改善されたらいいのかなと思います。なお、ぼくはそのとき鹿児島です(笑)。

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運営がんばって!と応援する

と、ネガティブなポイントを言いながら、こういう機会があるのはすごくいいことですので、運営には頑張って欲しいです。

ぼくがマレーシアで人と会うときに面白いと思える一つのポイントが、とにかく日本のいたるところから人が来ているので、話していると訛りが100%話題に上がることです。

ぼくは鹿児島訛りなので、珍しいほうなのか、必ずどこ出身なのか聞かれます。そこから地元トークに繋がることが多いです。地元になると必ずみんな話せるので、盛り上がりますし、海外の地で日本を話題に盛り上がるのっていいですよね。

イントネーションだけで盛り上がれる言葉の情報密度と人間の感性って面白いなあとしみじみ思います。

さいごに

第一回街コンは改善できることはまあまあありながら、形は整っていた会だったんじゃないかと思います。

今後、よりよくなることを祈っています。