マレーシアのAPU附属語学学校の中間・最終テストは難しい?内容は?

マレーシアのAPU附属語学学校の中間・最終テストは難しい?内容は?

マレーシアのAPUの語学学校(APLC)にはどんなテストがあるのでしょう。

APLCにはそれぞれレベルごとにテストがあります。

この語学学校では各レベルが1ヶ月で終わるので、テストはレベルの終わりにしか無いと思いそうです。

しかし、実際には、期末テストに加えて中間テストもあります。

では気になるテスト内容はどんなものなのでしょうか。ぼくがレベル5で勉強したときの話を共有します。少し記憶が曖昧なので、参考程度にしてください(笑)。

 

テストにはスコア配分がある

この語学学校での評価はこれら2つのテストの結果によって計算されます。

具体的な配分は忘れてしまったのですが、中間テストが30%、最終テストが50%くらいだったと思います。

残りの20%は、授業態度やオンライン学習の取組み度合いで評価されます。間違っていたらすみません…。

なので、たとえ中間テストでもオンライン学習でも気は抜けないです。計画的に学習しましょう。

 

中間テスト

中間テストは月の半ばに実施されます。テストを受ける場所は、いつもの教室でした。

クラスには筆記用具だけ持って入ります。バックを置いておける棚などは無いので、教室の端や前の方に置きます。近くに置きたくても、先生に怒られるので、ぐずっても教室の前に置くことになります。

テストの内容は次のようになります。

 

リーディング

文章を読んで、与えられた選択肢から正しいものを選ぶ問題記述式問題があります。これは日本と同じですね。

 

ライティング

エッセイ形式です。

テーマを与えられるので、それにイントロ、ボディー、コンクルの3つの基本構成で答えます。

英検の準一級レベルのライティング問題がこんな感じだったかと思います。

 

リスニング

リスニング問題もリーディングと同じで選択問題と記述式問題があります。

問題は2回流されます。

 

スピーキング

先生と話すようなスタイルではなく、あるテーマに沿って10分ほどのスピーチをします。

テーマは事前に与えられるので、パワーポイントのプレゼンテーションスライドを準備します。

他の技能に比べてこれが1番ユニークですね。

ぼくの時のテーマは「エクストリームスポーツ」だったので、ぼくは「スカイダイビング」についてスピーチしました。

 

最終テスト

最終テストはテスト会場で行われます。

テストは他のレベルと一緒に受けるので、席の場所は1列目にレベル4、2列目にレベル5、3列目にレベル4のように交互に座って受けることになります。

これは、カンニングができないようにです。横を見ても同じテスト内容ではないので、解答を盗むことはできません。先生も歩いてカンニングをチェックしていて、徹底されています。

これだけで、どれだけ生徒がカンニングしようとしているのか分かりますね…。日本人ではなく、外国人ですが。ぼくと同じ時期に入って勉強していた日本人は、カンニングしようとしている外国人に理解できないと言って怒っていました。

 

リーディング&リスニング

リーディングとリスニングは同時に行われました。確か、問題は全部で4問あり、2時間で解きます

難しい語彙もあったので、単語はできるだけ覚えておくといいです。選択式と記述式の問題どちらもあります。

 

ライティング

ライティングは、教室で行われました。

理由は分かりませんが、リーディングとリスニングが終わった後に、クラスに移動して1時間テストを受けました。

これは、3つのトピックの中から1つ選んで答えます。中には政治のような難しいトピックもあるので、自分の答えやすいものを選ぶと良いです。

 

スピーキング

スピーキングは中間テストと同じようにトピックに沿って10-15分のプレゼンテーションを行います。ぼくの時のトピックは、5つある中から選ぶというものでした。

「朝食の重要性」や「大麻は合法化されるべきか」など身近なものから、結構考えるものまでありました。

ぼくは「大麻」についてプレゼンしましたが、案の定、他にトピックとして選んだ人はいませんでした(笑)。

 

でもトピック選びとしては悪くなかったです。

というのも、みんな「朝食」についてプレゼンしていたので、同じようなプレゼンが続き、つまらなかったからです。

簡単なトピックもいいですが、他の人と差別化するためには、あえて難しいものを選ぶのもアリです。

 

さいごに

テストはそれぞれ評価のパーセンテージが決まっているので、なるべく割合の多いものに集中しましょう。

そうすれば、簡単に合格できるはずですよ。