現実世界と仮想世界の違いは何によってもたらされるのか

2018/5/7えんが話(てつがく的な)

VR(バーチャルリアリティー、仮想現実)やAR(オーグメンテッドリアリティー、拡張現実)がゲーム業界に参入してきてから仮想世界というものが世間に認識されてきた。

でも、現実世界と仮想世界の違いはいったい何なんだろう。

SAOの一節にあった答え

今や世界中で大人気作品となった

ソードアートオンライン(SAO)

にその答えとなりそうなものがあった。

 

ちょうど、アリシゼーション編が始まる頃の主人公キリトとアスナの会話の中でアスナが問う。

「VRMMOと現実世界の違いはなんだろう」

 

その問いに対して、キリトは

「それは情報量の違いだ」

と答えていた。

 

一見すると、難しそうな質問ではあるけど、

ぼくはこれを読んだ瞬間、「なるほど」と思った。

 

情報量の違いの意味とは?

実際に、現実世界は、分子や原子から構成されている。

さらに細かくすると、原子は陽子、中性子、電子となる。

もっといえば、それらは素粒子というもので作られており、最終的にはエネルギーにたどり着く。

 

これらすべてを情報量で表すとなると、それこそ途方もない数値になるだろう。

 

一方でVRMMO、

いわゆるゲーム世界の情報量は、数値で表そうと思えば、不可能じゃない。

 

いかに膨大なデータ量をもつゲームでも、

それを管理するためには、必ずデータを保管するためのストレージが必要になるから。

 

アスナの「VRMMOと現実世界の違いはなんだろう」という問いは、

たとえゲームであっても、現実と非現実の違いを感じさせない程のクオリティを持った世界を経験したから生まれたんだと思う。

 

この問いが生まれた時点で、VRMMOの世界を旅した2人が羨ましい。

 

現実世界にそっくりの仮想世界をどう生み出すか

現実世界を完全に再現するゲームを作り出すことは不可能だと思う。

現実世界に比べると、人間が生み出せる情報量には、必ずデータ容量に限りがある。

 

でも、その境目を感じさせないレベル、情報量を無限のように感じさせることができるゲームを作ることは、全てのゲームが目指せる地点だ。

というよりも、飽きることのないユーザーのニーズを満たす上では絶対必要になる。

 

そのレベルのゲームのイメージは、音声形式の1つであるMP3に近い。

MP3は、人間の聞こえる音以外をカットしてデータ容量を小さくしつつ、音楽を楽しめる形式のこと。

 

つまり、

人間が知覚できる範囲以外のものを一切取り除いてしまえば、ゲームの容量を最大限に抑えた状態で人間が違和感なく生活できるゲーム世界ができあがる。

 

そのレベルのゲームがいつ登場するかは分からないけど、

目を覚ました途端、そこが現実世界なのかゲームの中の世界なのか区別がつかない

という感覚は、人生で一度は味わってみたい感覚の一つだ。

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