マレーシアで中国新年のお祝いを現地の人たちと過ごして思った真実

マレーシアで中国新年のお祝いを現地の人たちと過ごして思った真実

スラマッパタン!

久しぶりの投稿!でも、そうなってしまったのには、ちゃんと理由がある。実は、マレーシアでちょうど中国新年を迎えていて、ぼくはその間ずっと友達の家族といっしょにマレーシアを周ってた。

マレーシアの中国新年

2018年の2月16日からマレーシアは中国新年を迎え、学校も仕事もお休みになる。ちなみに中国新年は旧正月のこと。

といっても日本人であるぼくにとっては、特に祝うという習慣が無いため、クアラルンプールのショッピングモールで開催される「ライオンダンス」でも見に行こうかと思ってた。

でも、実際には行くことは無かった。

というのも、中国新年の4日前に突如予定が変わったから。

実は、4日前はマレーシア中国人の友達の誕生日だった。だからお祝いを、ということでケーキを買いながら将来や恋愛の話をしながらワイワイしていたところ、パッと中国新年のことについて思い出した。

そこで、ぼくの予定していたことについて話したところ、友達から思いがけないオファーが…!

それは、「家族がクアラルンプールに来るから、一緒に来ないか」というものだった。

中国新年と誕生日のマレーシアな時間

友達のオファーをありがたく受け取ったことで、思いもよらなかったことが、実はもう一つ。それは、この日はちょうど、ぼくが24歳を迎える誕生日だったこと。

その節目となる時。マレーシア中国人の友達が家族との中国新年のお祝いに誘ってくれたのだ。

彼らは、林(りん)一家

マレーシアの東側ボルネオ島のサバ州からKLへとやって来た。

彼らと一緒に訪れたのは、友達の父方の家族と母方の家族。なんと、4つものお家を4日かけて周った。

一番印象深いお家は、首都KLから高速で4時間ほどしてやっと到着したところ。そこには、首都とはまるで違う田舎のマレーシアの姿があった。

静かで緑に溢れた景色は鹿児島の田舎となんら変わるとこがない。田舎の澄んだ空気と落ち着いた雰囲気ってほんといい。KLの喧騒の日々で忘れていた懐かしさに浸ると同時に、大家族との賑やかな空間を共有した。

下の写真は、周ったお家ごとに撮ったもの。日本では見られないくらいのたくさんの人たちが勢ぞろい。

思ってもみなかったのが、angpaoというお年玉。

こんなに綺麗なお年玉袋を部外者のぼくにまでgong xi fa cai(中国新年で言うお祝いの言葉)と言いながら渡してくれた。みんな優しすぎる…!

やっぱり、みんな同じ人間なんだ

そんなホッコリした時間を過ごしながら、ポッと心に浮かんだことがある。

「やっぱり、みんな同じ人間なんだ」

国が違おうが、
容姿が違おうが、
言語が違おうが、
文化が違おうが、
人の持つ心の交流は世界共通。

そんな大切なことを教わった。

急遽、予定が大幅に変わった2018年の中国新年。それは、マレーシアの暖かい時間に満ちた思い出深い誕生日となった。

大家族って、友達や会社の同僚とはまた違った形の人と人との繋がりを感じるから面白い。ぼくも大家族が欲しいなあ。