柔軟なアイデアを日常生活から切り取って発見するための原点回帰法
- 2018.07.14
- アイデアの出し方
普段ぼくたちは、誰かわからないけどどっかの誰かが作った物に囲まれて生活してる。
それらは最初は奇妙な形だったり見慣れないものだったりするけど、自分たちの生活に浸透していく内に、いつの間にか当たり前のものになっている
そんな状態で、何か新しいアイデアや優れたアイデアを得ることはできるんだろうか。
優れたアイデアを得るには
欠如したアイデアから優れたアイデアが生まれ、それが人間の社会を形成しているとすれば、現代社会は優れたアイデアの宝庫といえるのではないでしょうか?
もっとも、時代や人種によって人間が欲するものは異なりますから、その時代を生きる人間にとっての優れたアイデアは変化するでしょう。
しかし、少なくとも科学や物を生かす技術の観点では、数知れない優れたアイデアによって急速に発達しています。
私たちの生活を見直してみると、優れたアイデアで生まれ、生活必需品となった物はそこかしこに溢れ、使い続けられているはずです。
例えばどのような物があるでしょうか?
車、スマートフォン、エアコン、テレビ、カメラ、鍵、お金、インターネット、などなど。
上に例に挙げたもの自体もそうですが、それらを構成する物もたくさんの優れたアイデアが詰まっています。
「無い」状態を自分で作り出す
では一体、これらが無い生活をしてみると人間はどのように行動するのでしょうか。
おそらく、物によっては、いかにその物の存在が便利で大切であるか理解出来るでしょうし、そこまで大切ではない物の存在に気づくかもしれません。
それと同時に、無い物と同じような役割を担う物を、つまり他の手段を探すでしょう。
もしも、電気、インターネットや他人との電子的な連絡手段が無くなったら現代社会の人間はどう行動するのか…考えることは興味深くも恐ろしいですが。
しかし、そういった、普段自分が使っている便利なものから一歩離れてみること、距離を置いてみることが新しいアイデアを生み出すことに繋がると思うのです。
そうすることで
『こうするためにはこうすればいい。』という単調な考えに
『今まではこうしていたけど、他にはどのような方法があるのだろう。』という風に刺激を与えることが出来ます。
そこから今までにない考え方が身に付きます。
これを行わないことはすなわち、自分たちが気づきを得にくい、アイデアを生み出しにくい環境にしていることです。
簡単なことではないですが、何かが無い一日を過ごしてみる、或いは無いことを想像してみることは必ず新しいアイデアに繋がるでしょう。
何かを遠ざけてみると新しいアイデアが生まれるものです。
「ある」状態を自分で作り出す
また、何か新しいことを始めることもアイデアを見出す手段の一つでしょう。
人間を含め、生き物は環境に適応する能力を持ち合わせています。
そのおかげで最初は辛いと感じていた環境でも、何度も経験する内に、どのように対応すればよいかが見えてきます。
いつしか、それが自身にとって当然のことになる訳です。
しかし、新しいアイデアを生み出すためには、逆に落とし穴になってしまいます。
変わらない環境では人間はその範囲でしか物事を考えることが出来ません。
もちろん、物事を一定の範囲内で突き詰めることはとても大事なことです。
職人、達人やプロと呼ばれる人々は追い求めた結果、そのレベルにまで達する事が出来たのですから。
けれども、チャレンジ精神を持ち、未知の世界に飛び込んでみること、それに必要とされる勇気と必然的に生まれる不安こそが自分に新しい景色を見せてくれます。
ちょっと早起きするだけでも、ご飯をよく噛んで食べるだけでも、そういった些細なことでもいいと思います。
要は、いつもと異なることを行なってみることが重要です。
そうしてアイデアのひらめきへと繋がります。
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日常をアイデアで刺激あるものにしよう
毎日が同じような日常生活に埋もれた状態では、アイデアってなかなか生まれない。
それはやっぱり日常生活で便利なものに囲まれて生きているから。
だからいざ、何かアイデアを思いつこうとしても簡単に思いつかないし、そもそもアイデアを考えること自体にエネルギーがいるから億劫に考えてしまう。
でもアイデアを考えない生活ばかり送っていると、
十分な刺激が無くて毎日が退屈に思えて面白くない。
それに頭も凝り固まってしまう。
だから、あえて環境をいじってアイデアを出さないといけない状況にするのがいい。
そこで、何か新しいアイデアを思いつこうとするときに、
あえて身の回りにある当たり前のものから一歩離れてみるっていうことが大事だ。
ぼくももう一度自分の生活の中で当たり前になっているものを切り離してから、何かいいアイデアが出ないか考えてみようっと。
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