ナンバーワンではなく、オンリーワンになろう!
- 2022.04.26
- えんが話

世の中は資本主義で競争社会。そんな社会だからこそ、ナンバーワンではなくオンリーワンを目指すことが大事です。
「比べる」が当たり前の社会
日本人であるぼくたちは小さいときからテストをして順位が出されて他の人と競争するような世界にいます。
はっきり言って息苦しい!
緊張感とか圧迫感とか緊迫感とか、そんな言葉がぼくは嫌いです。聞いただけで寿命が縮むような感じがします。笑
ぼくが高校3年生のとき、ちょうど受験生で毎日のように勉強していたときに思ったんです。
「なんかみんな必死になって勉強してるのバカらしくない?」と。
大学進学を目指して、同じ高校の同級生と一緒に勉強をしていました。みんな切磋琢磨しながら勉強しているようですが、実際にそうなんでしょうか?
切磋琢磨と言えば聞こえはいいですが、本当のところは、テストが実施されて順位が出れば、他の人と比べて「勝った」だの「負けた」だの言ってるわけです。
大学受験では「周りの受験生みんなが敵」で「自分の友だちや同級生は仲間」みたいな感じで試験を受けます。
そして、受験が終わって大学に入ると、それまで敵だった人が仲間になる。
そんな構造に違和感を覚えて、受験生だったぼくは、なんだか受験勉強に身が入らなくなりました。まさに「なにやってるんだろう自分?」状態でした。
ナンバーワンではなく、オンリーワンになろう!
さて、だいぶ暗い雰囲気になりましたが、今回言いたいのは、「ナンバーワンではなくオンリーワンになろう!」という結構明るい話です。
ぼくらは小さいときから競争する環境にいたせいで「誰かと比べること」が習慣になってしまっています。これは猛毒を打たれたのと同じくらい危険なことです。それによって苦しむ人が多いはずですから。
そうじゃなくて、自分がしていて楽しいことをしましょう。そうすればオンリーワンになれます。
楽しんでいる人にはどうやっても勝てないです。
ぼくの場合だと歴史が苦手でどうやっても楽しみながら勉強ができませんでした。
でも歴史好きな人からすれば、歴史の勉強自体が楽しいので自分から進んで歴史の本を読んだり博物館に行ったりしていると思います。
そんな人に「歴史」という分野では絶対に勝てないです。ギブアップです。笑
じゃあどうすればいいのか、というと、自分が楽しいことをすれば良いです。
自分が楽しいことなら無理なくやれますし、むしろやらないと苦しい状態になるかもしれません。そしてそんな人には「好きではなくて嫌々やっている」人は勝てません。
もっと高い視点から見ると、楽しいことをしていると、ナンバーワンではなくオンリーワンになれることが分かります。
楽しんでいる人には「比べる」という概念が無いからです。
誰かと比べてからやっているんじゃなく、ただ自分が楽しいからやっている。そもそもの動機が違うんです。
誰かと比べるとナンバーワンという概念が生まれますが、
誰とも比べなければオンリーワンしか生まれません。
そして、オンリーワンな人こそ、その分野で活躍できる人になります。
しかも自然と力がつくので、オンリーワンになるということは、結果としてナンバーワンになることになります。
さっきの歴史の話でいうと、歴史が好きすぎていつも歴史の本を読んだり話をしていたら、テストでも満点が取れる状態になれるということです。
誰かと比べて頑張ってナンバーワンになるのか、ただ自分が楽しいことをやってオンリーワンになるのか、どちらを選ぶのか、自然と答えは出てくるのではないでしょうか?
自分と向き合ってじっくり考えてみてください!
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