APUだけ?マレーシアの他の大学とは違う特殊なルールとは?
- 2018.04.30
- マレーシアの大学:APU
- APU
クアラルンプールにあるAPUには他の大学とは違う特徴があります。
これを知ったときは、かなり驚きました。
日本の大学生活をイメージしている人にとっては、かなり衝撃的な話かもしれません。
まるで社会人!?なルール
大学を卒業し、会社に就職したら、どの会社でも、その仕事をする上でのルールがあります。
ルールに則るから業務が滞りなく行えますし、会社としてのイメージにも直結してきます。
その中でもとりわけ人の印象を左右するのが見た目ですよね。
営業や人事など、会社の取引先や外部の人と関わる立場にある人は、会社のイメージを背負っているため、髪型からスーツ、靴にまでしっかりと気を配る必要があります。
それだけではなく、社内でも男性、女性に関係なくきちんとした身なりが要求されます。
一般的にこのような身なりに関するルールのことをドレスコードと言います。
そして、なんと、このドレスコードは、会社と同じようにAPUにもあるのです。
APUでの具体的なルール
それでは、APUではどのようなドレスコードが定められているのでしょうか。
基本的には以下のものが禁止されています。
- 不適切な髪型
- Tシャツ
- ジーンズ
- サンダル
- スニーカー
- ズボンからシャツを出すこと
そして、プレゼンテーションをするときは、スーツ必須です。
ネクタイを忘れたり、革靴でなかったりするだけでもプレゼンテーションの評価が低くなってしまいます。
正直なところ、オシャレを楽しんでいるような
日本の大学生をイメージしていると、ギャップが激しく、かなり厳しいルールですよね。
こんなルールを定める理由とは?
もちろん、ルールを設けるからには、それなりの理由があります。
APUは、将来を担うIT関係に特化した人材育成を目標にしています。
そのため、大学を卒業した後はその分野の企業で働く人が多いです。
ですので、大学にいるうちにドレスコードをしっかりと守れていれば、社会に出て働き始めるときにすんなりと立派な社会人として働き始められます。
また、ドレスコードは大学のブランドにも直接関わってきます。
大学は、ドレスコードを設けているということを、企業にもアピールできるのです。
これにより、企業側は
「APUの学生なら、社会のルールをきちんと守れるだろうし、採用することで企業にとってプラスに働くだろう」
と思ってもらえます。
このような理由からAPUにはドレスコードが設定されているのです。
実際のところの裏話
APUがドレスコードを設ける理由については理解いただけたでしょうか。
理解はできても納得はできない、という方もいるかもしれませんね。
大学生なんだからオシャレを楽しみたい!
という気持ちも分かります。
実際に大学内でこのルールが守られているのかというと、
実のところ、守れている人もいれば、そうでない人もいます。
残念ながら、社会でもルールを守る人がいれば、守らない人もいるのは当然ですよね。
それにこのルールを破ったところで、特に罰則があるわけでもありませんから、なおさらです。
最終的には、ルールに従う従わないの判断は個人にゆだねられていますが、自分の行動が他人に迷惑をふりかけてしまうのであれば、ルールはしっかりと守りましょう。
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