今後、子供に必要な教育って?子育てに悩む親が一番最初に育てるべき力
- 2018.01.02
- 勉強トーク
本当に子供のためになる教育ってなんだろう。
僕もそうだし、みんな子供のころから小学、中学、高校と教育を受ける人がほとんどだ。今の時代は大学まで行く人も多い。
でも、これまで自分が受けた教育を振り返ってみたら、国語や数学などの問題の解き方を教えてもらうことばかりだった。そんなことの前にもっと必要な教育があるんじゃないかと思う。
今後、必要な教育
じゃあどんな教育が必要なんだろう?
今後の世界に待ち受ける社会を生きる子供にとって、
今、本当に必要な教育は「自分で考える力」を養うことだと思う。
子供でも1人の人間
世間一般的には「自分の子供」「あの人の子供」という言葉を使う。
これってどうなんだろう。
確かに母親から生まれてくる子供は、その母親、父親の子供であることに変わりはないし、他にどんな呼び方があるんだって聞かれても的確な表現は思いつかない。
でも間違っても、その子供は親の所有物ではなくて、1人の人間であり、そのように扱うべき存在だ。
子供に良いこと、という思い込み
子供を習い事やお稽古、塾に行かせる人は多い。
それは親が子供に「こうなって欲しい」という願望を抱いているから、もしくは子供たちのためにと思って、と勝手に自分たちの都合を押し付けているからだ。
それが子供たち一人ひとりに合っているなら、子供たちはその道を進み、スポーツ選手、芸術家、武道家などになって素晴らしい功績を残す。
しかし、当然、それに耐えられない子供や面白いと思わない子供は反発するし、投げ出してしまう。
とはいえ、小さな子供たちが自分のしたいことを選択できるかどうかという問題もある。だから習い事は慎重に選ぶことが大切。
自分で考える力が何よりも優先されるべき
これからはグローバル社会となるから国際的に生きていける人を育てた方がいいし、そのために実践的な英語を勉強した方がいいのは明らかだ。
でも、そうした今後の将来のために備える教育は、やっぱり自分で考える力を養った後の話だと考えてる。
なぜなら、自分の心から「必要だ」と思ったことや興味のあることじゃないと、どれだけ親や教師が熱心に教育したところで子供たちの記憶や心には深く残らないから。
それは自分たちが受けてきた教育を考えたら分かる人も多いと思う。
これまで膨大なことを教わってきたけど、本当に記憶に残っているのは、その中のほんの一握りだけ。
僕も「一体、何を勉強してたんだろう」と振り返ってみたら、あんまり覚えてない。
それは僕がバカだからかもしれないけど。笑
結局どれだけ頑張っても、その教育が水の泡になってしまうのなら、そんな無駄な教育に時間を割く前に子供たちに自分で考える力を身につけさせるべきだ。
子供たちが自分で考える力を身につけておけば、自分で決断するため、無理やりな教育に反発することがない。それに、何よりそこで得た学びは自分の人生の大きな糧となる。
僕もよく自分で考えて行動していた時の記憶はものすごく強く残ってる。
自分で考えられる子供を育てるために
じゃあ子供に自分で考える力をつけるために何をすればいいんだろう。
今の僕が考える教育方法は次の4つ。
- 知識の学び方を教えること
- 子供に選択権や考える機会を与えること
- 子供が判断に困ったときにアドバイスを与えること(決して親の意見を押し付けない)
- 道徳的に間違っていることは理由とともに正すこと(決してあれこれ構わず叱ることはしない)
勉強のやり方を教えることと自分で考えるのを促すことを中心に教えていけば良いと思う。
クリエイティブ力が一番
自考(自分で考えること)ができない人々は、夢を持たず、何をすればいいのか分からないため、「なんとなく言われたことをこなす」「他にやることがないからとりあえずやっている」という状態になる。
そんな状態になってしまっては、もはや人間ではなくロボットだ。
将来、今ある仕事のルーチンワークはほとんどをロボットにとられてしまうと言われてる。
そうしたら、どれだけの人が仕事を奪われ、路頭に迷うことになるのだろうと考えると恐ろしい。
そんな中で生き残る人たちは、自分のクリエイティブ力を発揮する人だ。ロボットにはできない、自分で考えて創造し、行動する力を持った人だ。
自分で考える力を育むことはどんな時代でも絶対に必要なこと。だったら、子供のころから自分で考える力をつけられる教育が必要だと強く思う。
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