マレーシア公共バスの乗り方と注意点(経験談)。外国人には高難易度
- 2019.02.27
- マレーシアで生活
こんにちは、ゆうむ(@yumun216)です。
近いエリアでの移動手段を考えたら、車や電車、それにバスも挙げられますよね。なので、マレーシアでもバスに乗って移動したいと思う人もいると思います。
しかし、マレーシアの公共バスは外国人に全く優しくありません。まるでマレーシア人のためだけにあるような超不親切システムです。
なので、バスに乗るよりもタクシーや電車の方がオススメなんですが、バスで魅力的なのはRM3(約90円)を超えない安さです。それに、Grabが捕まらなかったときの移動手段としても使えます。
そこで、今回はマレーシアのバスの乗り方と注意点をご紹介します。
マレーシアのバスの超不親切システム
まずは何が不親切なのかご紹介します。これらがあるため、観光客に公共バスはオススメできません。ここで指す公共バスは、Rapid KLという、KL内で運営されているものです。
まず、バスがどこを通るのか知るのに大切な路線図がありません。その代わりに順回するバス停の名前はウェブサイトやバス停に表示されていますが、どのようなルートでバスが走るのか地図上で視覚的に確認するのは難しいです。
また、時刻表も無いため、バスがいつ来るのか分かりません。バス停で待っていたら5分待ってたら来るかもしれませんし、20分待ってても来ないかもしれません。完全に自分の運次第です。これは、KLで渋滞が頻繁に起こるせいで、いつバス停に到着できるか分からないからだと思います。
極めつけに、バス停車時の車内アナウンスが一切ありません。なので、バスで移動していても自分が今どの辺にいるのか全く分かりません(笑)。
これは移動する乗り物として致命的な欠陥だと思ってます。どうしてお客さんを乗せてそれぞれの目的地に連れていくというシステムなのに停車駅を案内しないのか、理由が全く分かりません。
とりあえずマレーシアのバスはそういうものなんだと思っていますが納得いかないので、知っている方がいたら教えてください!(笑)
分かり次第、追記します。
バスの乗り降りの流れと注意点
上述した通り、使い勝手の悪いバスですが、使わざるを得ないこともあるかもしれませんし、使ってみたい人もいると思います。
一応、ぼくも乗ったことがあるので、バスの乗り降りの流れと注意点を参考までにご紹介します。
バスの番号を調べる
まずは、バスが実際に自分の行きたいところを巡回しているのか調べましょう。バスにはルートごとに固有の番号がありますので、それをウェブサイトで調べましょう。
また、バス停に表示されている巡回ルートを見て、行きたいところがあるか確認することもできます。
バス停で待つ
目的地へ行くバスの番号が確認できたら、その番号が表示されているバス停でバスを待ちましょう。
運が良ければすぐに乗ることができると思います。そうでなかったら…気長に待ちましょう!
バスに乗る
バスが来たら前方のドアが開くので、そこから入りましょう。そして、行き先を聞いて言われた値段を現金で支払います。
Touch’n GoやMy rapidカードなどのプリペイドカードを持っている人はそれを読み取っておきましょう。降りるときにもう一度読み取れば、距離に応じた金額が自動的に引き落とされます。
料金は、やすければRM0.5(約15円)で乗れます。高くてもRM3なので、日本と比べて価格設定がおかしいんじゃないかと思えるくらいの破格ですよね。
バスを使う唯一の理由はこれくらいです。もし値段がもっと高かったら迷わずGrabを使ってます(笑)。
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行き先を連絡・確認する
バスに乗るときに運転手に目的のバス停に着いたら教えてもらえるように話しておきましょう。そして、運転手近くにいれば教えてもらえるはずです。
それでも心配ならGoogleマップを開いて、自分がどこにいるのか確認しておくのも一つの手です。ぼくは毎回そうやってます(笑)。
でも以前ぼくがバスに乗りながらマップを確認していて、あるバス停に停まったとき、ぼくは「降りるのはこのバス停じゃないな」と思ったのですが、近くにいたおばあちゃんが「バス停はココだよ」と教えてくれたので、間違うこと無く降りられました…(笑)。
その時は運転手に教えてもらえるように頼んでいなかったので、おばあちゃんがいなかったらどうなっていたことか…。ちょうどバスに乗るときに、ぼくの目的地に行くのか運転手に大声で確認していたので、おばあちゃんも分かっていたんだと思います。
こんな風にハラハラしたくなかったら、ちゃんと運転手にお願いするのと、大声でバスにいる人に聞こえるように目的地を話したらいいかもしれません。
バスを降りる
目的地に到着したら、そのまま降りましょう。プリペイドカードで支払う人は、タッチするのを忘れずに!
さいごに
マレーシアの公共バスは厄介ですが、過度に怖がる必要はありませんので海外経験だと思って乗ってみるといいですよ。
ちゃんと乗れたら嬉しいですし、降り過ごしたら、それはそれで面白い体験ができたということで良しとしましょう!(笑)
思いっきり海外生活を楽しんでください!
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