マレーシア英語の発音は聞き取れる?あの独特な発音の由来も考えてみた

マレーシア英語の発音は聞き取れる?あの独特な発音の由来も考えてみた

マングリッシュの発音ってどんなものなのでしょうか。

マレーシアに来ることを考えると気になるのが、マレーシア英語の発音ですよね。

アメリカ、イギリスといったネイティブの国で発音と違ったら生活が難しかったり、勉強する英語にも支障をきたしそうです。

そこで、今回はマレーシア英語の発音とその由来、聞き取れるのかどうかについてご説明します。

マレーシア英語の発音は?

方言を聞いているみたい

実際、聞いてみると分かるのですが、マレー英語の発音は、アメリカ英語と比べると音程の上がり下がりが違います。ちょうど方言のような感じです。

2年経った今でも慣れきれず、聞き返すことがあります。でも、それは日本語でも同じで、聞き取れない言葉があったら聞き返すのと同じことだと考えてます。

無理矢理感はすごいですが(笑)。

関連記事:マレーシア英語訛りはひどい?訛らない方法と訛るメリットデメリット

種族によって発音が違う

あと、人種によっても発音が変わります。マレーシアにいるマレー系、中国系、インド系ですね。

小さい頃から同じ人種の家族や友達の間で自分の国の言葉を話すので、その発音がそのまま英語に反映されるんです。

それも面白いくらいに同種族で全く同じ発音をします。どんだけ自分の言葉しゃべってるんだ!と突っ込みたくなるくらいに。

といっても、これは日本人もジャパングリッシュがあるのと同じなんですけどね(笑)。

どうしてそんな発音になった?由来を考えてみた

発音は変わってるんだとして、どうしてそんな発音になったのか気になりますよね。それについて考えてみました。

まず、マレーシアの歴史にはイギリス植民地時代があります。そのときに英語が入ってきて、みんな英語を使うようになってから、国内で違う民族同士でコミュニケーションを取るときに話していました。

そのとき彼らが話していた英語はジャパングリッシュのように、それぞれの人種で発音が違ったんじゃないかと思います。そして、違う民族と話しているうちに少しずつ英語が平均化されていき、発音にある程度の共通点が出来上がったというわけです。

それでも完全に同じにならないのは、それぞれの民族に自分たちの言語があるからですね。正解かどうかは分かりませんが、だいたいこんな流れのように思います。

もし、歴史に詳しい人がいたら教えてください!

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聞き取れるかどうか。最初は分かりにくいかも

では、肝心の聞き取れるのかどうかについてです。アメリカ英語でも発音に慣れてないうちは難しいです。

たぶん映画の英語が字幕なしで90%以上理解できるというような人なら初見でも大丈夫かもしれません。

でもぼくはダメでした。それを象徴するエピソードがあります。

マレーシア英語が全然分からなかったエピソード

それは、ぼくが最初にマレーシアに来て、スマホを買いに行った時のことです。

スマホの購入について店員さんが何か言ってるのですが、何を言ってるのか全然分からなくてドギマギしていました。本当にどうしようもないくらいに(笑)。

一応、マレーシア来る前に英検準一級を取得してはいたのですが、このありさまです。

なので、高校から直接マレーシアに留学してきた、もしくは語学留学でマレーシアにきたという人は分からない可能性が高いです。

英語が聞き取れなくても焦る必要はない

でもマレーシア特有の空気感というのがあるため、英語が通じなくても心配することはありません。日本だったら、言葉が話せなくて緊張したり焦ったりすると思うのですが、マレーシアではそうならないんです。

マレーシア人を見ていると分かるのですが、話をして通じなかったらフッと去っていきます(笑)。これは違う民族間で言葉が通じなかったときに、サッと次のアクションに切り替えるために身についたことなんじゃないかなと思っています。

実際、英語ができないぼくの母がマレーシアに来た時に話しかけられたのですが、相手に通じないと分かった途端に相手が去っていったと話していました。そして、そのスタイルがストレスが無くて羨ましかったんだとか。

日本だと英語で話しかけられたりしたときに「どうにかしないと!」と思って焦りますよね。そして、何もできなかったら無駄にへこんだり…。

マレーシアではそんな緊張感が一切ないので、いいですよ〜(笑)。なので、マレーシアに来て英語が話せなくても気にしすぎないでくださいね。

さいごに

マレーシア英語の発音は次の通りです。

  • イントネーションがアメリカ英語と違う。
  • 発音が民族ごとに違う。

マレーシアにいれば少しずつ慣れてくるので、焦らずゆっくり理解していきましょう。