マレーシアの物価は高い?安い?家賃、服に食事やビールなどをご紹介

マレーシアの物価は高い?安い?家賃、服に食事やビールなどをご紹介

マレーシアのクアラルンプールではどのくらいの値段で買い物ができるのでしょうか。

近年、マレーシアなら安くて快適に住めると言われていて、長期滞在したい国としてもずっと1位を勝ち取っています。テレビでもマレーシア移住した人の暮らしぶりがよく取り上げられていますよね。

しかし、テレビでそう紹介されていても実際のところのマレーシアの物価ってどうなのでしょうか。今回は、2019年1月現在のマレーシアの物価についてご紹介します。

物価は全体的に安いけど上がってきている

結論から言えば、マレーシアの物価は全体的に安くて日本と比較したら半額ほどの値段のものが多い印象です。数年前までは3分の1くらいの値段のものもたくさんあったみたいです。

ぼくがマレーシアに来た2017年から2019年初めにかけても、物価がジワジワと上がってきています

少し前にも、みかん数個で2年前までRM1だったのがRM3になって、3倍になったなんて話も聞きました。まあ、これは極端な例ではありますが(笑)。

なので日本と同じとはいかないまでも、その差はどんどん縮まってくると思われます。でも今後の日本が圧倒的な成長をしたら話は別です。

しかし直近の流れを見たら、日本とマレーシアの物価が近づいていく方が可能性は高いです。

それぞれの物価はどう?

マレーシアの物価をいろんな方面から見ていきます。注意してもらいたいのが、これらの価格は、ぼくが生活している中での感覚だということです。

他の日本人はもっと高いものを買っているかもしれませんし、逆に安いものを買っているかもしれません。

なので”マレーシアでの留学生活”という観点から参考にしてみてくださいね。

家賃はRM2000くらい

マレーシアでの家賃は、コンドミニアムの1つのユニットを借りるとなるとRM2000くらい(約6万円)です

ぼくの場合は、APUのあるBukit Jalil近くに住んでいるのですが、古いコンドミニアムだと1部屋にスモール、ミドル、マスタールームがあってRM1800です。

これを学生間でシェアして生活しています。結果として、ぼくはスモールルームにいるので月額RM500(約1万5千円)です。

このように、シェアハウスという条件であれば、日本よりもかなり安くなります。マレーシアには日本のように1Kといった1人用の物件が無いか、まだ少ないです。

より詳細を知りたい方は、こちらを参考にしてみてください。

関連記事:マレーシア留学生の生活費は1ヶ月いくら?留学経験から計算してみた

服はRM80くらい

マレーシアの服って民族衣装みたいな…?と勝手に思ってしまいそうですが(実際にぼくはそう思っていました(笑))日本と同じ洋服もたくさんあります。値段はRM80くらいで日本とあまり差はないかと思います。

でもセール中なら、2つ買ってRM80のものや、1つRM25くらいで買えるものもあります

日本でいう季節の変わり目セールや福袋と同等レベルの値段になるので、こうした機会は逃さずに買っておきたいです。

マレーシアでは気温が変わることがほとんどないので、一年中いつでも着たい服が着れてお得ですよ。

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食事はRM10くらい

ランチやディナーはRM10くらいあれば食べられます。日本のようにディナーが高くなるお店は少なく、あったとしても、日本と同じ値段になります。

面白いのが大学の学食で、APUでは日本のように「学食だから安い」というのはありません。外のレストランと同じ値段になります。

だからといって高くはなく、むしろお手軽な料金なのが嬉しいところです。

ビールはRM15くらい

マレーシアのアルコール類は日本と同じくらいの値段です。個人的にここがちょっと残念なんですよね。安かったら毎日でも飲めるのに(笑)。

どうしてアルコールが高いのかというと、マレーシアがイスラム国家だからです。イスラム教ではアルコールが禁止されています。つまり、マレーシアで飲む人の割合が低く、需要が少ないため、お酒の税金が高く設定されて値段が上がってしまうということです。

ただし、ランカウイ島では酒税が無いか少ないため、お酒が格安で飲めると聞きました。まだ行ったことがないため、今度行ってみたいです。

移動手段も安い

乗り物なら、タクシー>Grabタクシー>電車>バスの順で安いです。

タクシーになると、近くでもRM10くらいになります。Grabタクシーは、RM5から乗れます。

電車は距離にもよりますが、RM5以下で乗ることができます。ぼくは大学の50%学割が使えるので、さらにその半額です。

バスはRM1以下ということもあり、使ったときに驚きました。しかし時刻表が無いので、いつバスが来るのか分からないというのが厄介ではあります。

日本からの輸入品は高い

当たり前ですが、日本から輸入されたものは高くなります

伊勢丹やイオンに行けば、カレールーやシチューのルー、ふりかけ、お好み焼きソースなどいろいろなものが買えるのですが、ちょっと損した気分になります。

例えば、500mLの紅茶花伝がRM9(270円)で売られてるんです。マレーシアで飲めるということを考えればありがたいんですけどね。

この辺は、自分のお好み次第かなあと思います。

さいごに

マレーシアの物価は安いですが、それは商品によってまちまちですし、だんだん値段が上がって来ています。

ここ数年でグイッと急上昇することはないと思いますが、マレーシアで安く過ごしたいなら今のうちかもしれません。