マレーシア大学で必須科目の歴史・文化、マレー語クラスの合格方法

マレーシア大学で必須科目の歴史・文化、マレー語クラスの合格方法

マレーシアの大学に入学したら必ずあるマレーシア関連の講義。これに通るにはどうすればいいのでしょうか。

マレーシアの大学に入学すると留学生を対象にしたマレーシアの歴史と文化、そしてマレー語の科目があります。

これらに必ず合格しないと大学での勉強が続けられません。結構なプレッシャーですよね…。じゃあ合格するためにはどうすればいいのでしょうか。

今回はマレーシア関連科目の内容と合格するためにできることをAPUを参考にご紹介します。

合格のために課題やテストはしっかりこなそう

当たり前の話ですが、各科目で出される課題とテストにはしっかりと取り組みましょう。評価に使われるのがこの2つなので、どちらも手が抜けません。

また、出席率は80%以上必要ですので気をつけてください。APUでの1学期は14週あり、マレーシア関連の科目は週1回しかないため、2回までしか欠席できません。

逆にいうと、3回欠席すれば80%以下になるため合格できません。この辺は、かなりシビアです。

こんな課題とテストが出ました

APUでのマレーシア関連の科目の課題はグループを作ってのビデオ撮影でした。それとテストがあります。それぞれを詳しく見ていきましょう。

ビデオ撮影

ビデオ撮影はグループでの課題です。ぼくのときは、だいたい7人くらいのグループでした。

歴史と文化のクラス

歴史と文化の方では、各国とマレーシアに関する紹介ビデオを撮影するというものでした。例えば、食文化や服装などですね。

ぼくのグループの場合は、各国の貨幣についての紹介で、実に7ヶ国の貨幣を紹介しました。日本、マレーシアに加えて、ブルネイ、イエメン、パキスタン、ケニア、バングラデシュです。これはAPUに120ヶ国以上の留学生がいるメリットですね。

もちろん全て英語で説明するので、ビデオ撮影前には英文考えて、覚えて、で大変でした。しかも、いざ撮影となると忘れるんですよ!

途中で「あー…」とか言っちゃってカッコ悪い!その上、右上を見たり目がキョロキョロするので何度も撮り直して2時間くらいかかりました(笑)。

ちなみにコチラがその動画です。


いやー、撮影に付き合ってくれた友達には本当に申し訳なかったです。このときは、英語はちゃんと喋れるようになるべきだったと超後悔した瞬間です。

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マレー語のクラス

マレー語の方では、マレー語での会話を録画してクラスでみんなの前で再生しました。これも結構大変だったのを覚えています。

だってマレー語ですよ?日本でも中学の時から勉強していた英語でさえビデオ撮影でてんやわんやしてたのに、マレーシアに来て「さて、じゃあビデオ撮影するからマレー語喋って」って無理じゃないですか!これ以上の無理ゲーは無いなって思いました。

まあ、確かに大学の講義でマレー語を勉強してましたけど、講師の用意したスライドにはマレー語しか書いてなくて英訳されてないし、文法の説明も英語と語順が逆ってことくらいしか教えられていない上に、長文読解なんて5行ですよ、5行!できるかっ(笑)!

ということで、どうしようかとなったんですが、途方に暮れている時に救いの神が現れました。それは、インドネシア人とブルネイ人のクラスメイトです。実は彼らの使っている言葉も同じマレー語なんです。

つまり彼らは母国語であるマレー語をマレーシアに来て勉強させられていたんです。なんでかは分かりませんが。たぶん同じ留学生のくくりということなんでしょう。

日本人として考えてみたら、外国に来て日本語を勉強しているようなものなので、彼らにとってこの課題は朝飯前でした。ということで、ぼくら外国人は原稿作成を彼らに任せて、マレー語を調べることも文章を作ることもなく、ただ用意された原稿を覚えてそれ通りに話すことでこの課題をクリアしました。

楽勝ではありませんでしたが、覚えて話すだけだった分、割と簡単でした。ほんと、訳してくれた彼らには感謝です。ちなみにビデオを公開をした時には自己紹介などがマレー語です。撮影よりもこの時の方が緊張したのを覚えています(笑)。

テスト

テストは歴史・文化でもマレー語でも期末試験として出題されます。しかし、自分の専攻の期末試験よりは2週間ほど早く実施されました。

テスト内容は、その講義で習ったことが出るから簡単…という訳でもなく、しっかり勉強しなければ攻略できません。

歴史と文化のクラス

歴史・文化の方に関しては、テストで出題される範囲の情報が講師から渡されましたので、これをしっかり理解しておけばOKです。

試験問題はすべて4つの選択肢から選ぶ問題でしたので、記述することがなかったため、変なプレッシャーを受けることはありませんでした。

マレー語のクラス

一方でマレー語の方は、半分くらいは記述式だったのを覚えています。簡単なのは色を選択肢の中から選ぶ問題ですが、難しいのは自己紹介を5つ以上の文章で書かないといけないものでした。まあ、自己紹介については覚えていれば済む話ではありますが。

歴史・文化の方でテスト範囲が配られたように、マレー語のクラスでも、講師からココを重点的に勉強しておくように、と伝えられるので、それに従って勉強すれば問題なく合格できるはずですよ。

ちなみにぼくは自信が無いながらも、マレーシア関連のクラスではどちらもA+を取ることができました。しっかり取り組めば大丈夫ですので過剰に心配にならないでくださいね。

さいごに

マレーシアのクラスはかなり特殊ですが、難しいわけではなく、ちゃんと勉強すれば必ず合格できますので落ち着いていきましょう。