マレーシアで電化製品は必ずチェック!躊躇なく開ける姿に驚愕「え?」
- 2018.11.10
- マレーシア衝撃エピソード
マレーシアで電化製品を買ったら必ずこの儀式があります。
レジのお姉さんの奇行
マレーシアに来てまだ間もない頃のことです。
洗濯した後にはアイロンがけが必要。でも、もちろん日本からアイロンは持ってきていません。なので、マレーシアのイオンへと買いにいきました。
たくさん置いてあるアイロンの中から、ちょっと重量感のあるパナソニックのアイロンを手に取りました。そして、そのままレジへ直行。
レジのお姉さんにアイロンを渡すと、そのまま支払いに進むだろうと思っていたので財布に手を伸ばします。
しかし、お姉さんの行動はぼくの想像をはるかに超えていたもので…
…ガサッ!!
突如聞こえた箱が擦れる音に「え?」と思い、顔を上げてみると…
なんとお姉さんがアイロンを箱から取り出していました。
マレーシアの常識「チェック」
突然の事態に頭が追いつかないぼく。
とっさに「何してるの?」と聞いてみたら、「チェック」と言われました。
つまり、電化製品がちゃんと動くかどうか通電して確認する作業をしようとしていたのでした。
それにしても、いきなり箱を開けたのでビックリしました。
この国ではそれが当たり前だから、逆にどうして質問されたのか驚いたかもしれませんね。
たぶんそれまで中国系マレーシア人だと思われていたのが、一瞬で外国人だとバレたと思います(笑)。
ちなみにアイロンの通電確認は、スイッチを入れてライトが付くのを確認して完了という簡単なものでした。よかったよかった。
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マレーシア人の考える”フレンドリー”
こういうマレーシア人のドカッと踏み込んで来る感じは、いろいろなところで見られます。
クラスで他の人の消しゴムとかペンを何も言わずに使うとことか、
「食べ物食べていい?」と聞きながら(あるいは聞かずに)食べるとことか。
あ、それはアラブ系の人たちもみんなでした(笑)。
そういうのを見ていると、あの人たちの友達に対する感覚って「家族」なんじゃないかなと思うんですよね。
クラスメイトなどを呼ぶときもみんな「ブロ(bro, brotherの略)」って呼んだり呼ばれたりしますし。
これは、おそらく他人と自分の境界線がハッキリしている日本人には慣れない感覚です。それはそれで礼儀をわきまえているとも言えますが。
ぼくも最初はムッとしてましたが、今ではどうってことなくなりました。
マレーシア人への第一歩ですね(笑)。
さいごに
電化製品のチェックをする習慣って面白いですよね。
日本でチェックしないのは、それだけ製品が完璧だからなのでしょうか。そんなことを不思議に思う出来事でした。
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