マレーシア大学のインターンの期間や時期、場所、必須事項は?

マレーシア大学のインターンの期間や時期、場所、必須事項は?

日本でもだんだん人気が出てきているインターンシップ。就業経験を得られながら内定がもらえる可能性もあるため、やった方が自分にとってのメリットが大きいです。しかし日本のインターンシップは希望する人のみが参加し、希望しなければ参加する必要はありません。

一方で、マレーシアの大学ではインターンシップが卒業に必須のところが多いです。少なくともぼくの通っているAPUでは卒業までに企業でのインターンシップ経験を積む必要があります。そこで今回は、APUを参考にマレーシアの大学で必須のインターンシップ期間や時期、場所、必須事項についてご紹介します。

インターンシップの期間と時期は?

インターンシップについて調べてみるとリクナビやマイナビで掲載されている企業もあれば、企業のWebサイトに掲載されているものもあり、インターンシップが日本でもいろんなところで実施されていることが分かります。

以前ぼくが調べた限りでは、日本で募集されるインターンシップのほとんどは半日や一日のものから2週間のものまでありますが、1~3ヶ月のように長い期間実施されているものはあまり見かけませんでした。しかし、マレーシアの大学で必要とされるインターンシップ期間は12~16週間のように長いです。それだけマレーシアでは企業でのインターン経験を重視しているのだと思います。

インターンの時期は、基本的に大学最終学年の前や卒業前になります。APUでは最終学年の前なので3、4年生が始まる前になります。ぼくの場合は、大学4年が始まる前に5か月ほどのお休みがあり、その間に12週間(約3ヶ月)のインターンシップをしています。

インターンシップが始まる時期は大学によって決められていますが、12週間の期間を守れば早めに始めて早めに終わることもできます。ですので、ぼくは大学で決められたインターン開始日よりも2週間早く始めて2週間早く終わる予定です。ちょうど今、インターンシップをしているのでコロナの影響により会社には行けていませんが、リモートワークでインターンをして終了する予定です。

インターンの場所は?

マレーシアの大学にいるからといってマレーシアでインターンをする必要はなく、海外でもインターンをすることができます。ですので、日本で就職を考えている人は日本に帰ってインターンをすることができますし、その方が就職には有利にはたらくかと思います。

ぼくの同級生はブルネイやインドネシア、バングラデシュ、パキスタンなどに帰国してインターンをしている人もいます。逆に海外でインターンをしたいと思えばそちらでもいいです。海外の方が日本と違った経験ができて人によってはメリットが多いはずですので、自分にとって何の優先順位が高いのか考えてみましょう。

インターンの必須事項は?

インターンをする以上、ただ働いて終わりというわけではありません。APUの場合はインターン企業についてレポート作成とプレゼンがあります。正直、レポート面倒くさいなあと思うところもありますが、レポートに含む内容は大学から指示されるのでそこまで重く考える必要はないです。大学に2、3年いればレポートを大量に書いているはずなので、その経験を活かしてサクッと終わらせてしまいましょう。ちなみにプレゼンの方は、大学から指定されるメンターに対して行います

そういえば、インターン中にはメンターの訪問があるのでそちらの方の準備も忘れないようにしましょう。訪問といっても学生がインターン中に何をしているのか確認するだけなので、あまり心配することはありません。ただ、ぼくはコロナの影響で会社に行けなくなっているので、メンター訪問はおそらくありません。(笑)

インターンを実りあるものにしよう

インターンを鬱陶しく思う人もいるかもしれませんが、就職前に実務経験を得る絶好の機会なので、余裕がある限り自分の分野でたくさんのことが学べる企業を選びましょう。

逆に学びが少ない企業を選ぶと自分のやる気も出ず、せっかくのインターンが時間の無駄になってしまいます。IBMのような大きな企業でインターンをして実際に内定をもらったという学生の話も聞いたことがありますので、それも視野に入れつつ充実したインターンにしましょう。

↓YouTubeでもインターンについて話しています。