マレーシア留学だから身につく3つのスキル。日本人には必要なこと
- 2019.01.01
- マレーシアで生活
アメリカでも中国でもないマレーシアという国だからこそ得られるものってなんでしょう。
海外留学で考えるのが、その国に行ったらどんなことが待っているのか、ということです。様々な国があり、どれも異なる特徴がありますので、選ぶ国によって数年過ごした後の自分は違うはずです。だからこそ慎重に留学先は選びたいところ。
中でも最近、留学先として注目を浴びているマレーシアは何が良いのでしょうか。英語力が上がるというのもありますが、今回はマレーシアという環境で身につくスキルについてご紹介します。
言語に対するハードルの低さ
マレー語、英語、中国語にタミル語、とたくさんの言葉が飛び交うマレーシア。そんな中で生活していると、自然と言語に対するハードルが下がります。
最初は「みんな3つも言語を話せてスゴイなー」と思っていたのですが、あまりにもみんなが話せてしまうため「あれ?自分にもできるんじゃない?」「言葉を話すのってこんなに簡単だったっけ?」と思えてきますよ。
日本だと、学校で学ぶ英語を話すのでさえ「できる人はすごいね」みたいな皮肉をもらうことがあるのが良くないんですよね。
正直ぼくとしては、さっさとこの風潮が無くなって「英語話せないのダサいね」くらいにまで行って欲しいです。
さすがにダサいまでは言い過ぎですが、「英語話すの簡単」という感覚が持てる社会になったら、子どもたちも英語を身につける心持ちがだいぶ軽くなるんじゃないかと思います。
そのためにマレーシアで言語に対するハードルの低さを感じてみることが大切です。
多様な価値観
様々な人種や宗教が共存している社会から、それぞれの価値観を感じられます。
イスラム教ではお祈りが1日に5回あったり、豚肉が食べられなかったり、女性はヒジャブを被ったり、とたくさんの規則があります。
一方で、ヒンドゥー教では牛肉が食べられなかったり、おでこに朱色の印を付けていたり、タイプーサムという全身を針まみれにして長距離を歩くという衝撃のお祭りがあったりします。
関連記事:【タイプーサム2018】マレーシアのバツ洞窟でのヒンドゥー教徒が強烈
人種によって固有の文化が見られるのって日本だと無いですし、宗教に対するイメージは良くありません。みんな宗教に対する拒絶反応が大きいですよね。
でもマレーシアだと、それらをお互いに受け入れあって生きているんです。こういう考え方や文化もあるんだな、って思えたらストレスや衝突が減り、争いも無くなるはずです。
それを実現しているこの国の空気感を感じて欲しいです。
いろんなことを許せる寛容さ
レジに3人並んで待っている状態なのに、レジ係がおしゃべりしていて全然前に進まないという状態だったらどう思いますか?
日本だったらイライラするかもしれませんし、レジ係に文句を言ってしまうかもしれません。でもこんなことが起こっていても、怒る素振りすら見せないのがマレーシアです。
みんなとにかくマイペース。
レストランやお店にたくさん人がいたとしても、急ぐことはありません。店員さんはゆったりしています。同時にお客さんもゆったりしています(笑)。
マレーシアの企業では、昼休みの時間が決まっておらず、ご飯を食べ終わるまでが昼休みという考え方らしく、昼食に時間がかかっていてものんびりしています。日本人なら発狂してしまいそうですよね。
ぼくも最初はイライラしていましたが、今は慣れて、全く怒らなくなりました。そして同じことが起こったら、友達と話したりスマホでチャットをしたりしています。
こんな風に自分の時間の過ごし方を決めておくとイライラしませんし、日本に帰ったときにレジ係がのんびりしていても許せるようになります。
他人にイライラするときは、自分を変えていける寛容さが大切ですね。
さいごに
マレーシアでは、これら3つのスキルが身につきます。
- 言語に対するハードルの低さ
- 多様な価値観
- いろんなことを許せる寛容さ
特に10、20代の思考が柔軟なときにマレーシアで過ごすのがおすすめです。少しでも面白そうだな、と思ったらマレーシアに直行です!
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