マレーシア留学のデメリット5選。代理店は決して言わない体験談
- 2018.11.01
- マレーシアで生活
マレーシア留学に悩んでる人に留学生が伝える、留学代理店(エージェント)が言わないデメリット・悪いポイントって?
マレーシア留学してみたいけど、留学してみたら、やっぱり違った!ってことは無いのかな、って考えてしまいますよね。
しかし、いくら知りたくても、留学代理店(エージェント)はデメリットを声を大きくして伝えてはくれません。
ここでは、ぼくがマレーシアの大学留学を体験して感じたデメリットをご紹介します。
ネイティブ英語は学べない「マングリッシュ」
マレーシアでは、ネイティブ英語は学べません。
アメリカやイギリスならそもそも英語が第一言語なので、正確な英語を効果的に学ぶことができます。しかし、マレーシアは第一言語がマレー語、第二言語が英語なので、英語のレベルに限界があります。
もちろん、語学学校や大学では英語を使って講義を受けるので、英語は確実に習得できますし、大学生の英語レベルも日本人が思うよりずっと高いです。なので、第二言語としての英語はしっかりマスターできます。
それでも、マレーシア英語の訛りがあるので、マレーシアで勉強したら「マングリッシュ」になるかもしれません。
また、マレーシア人特有の「アヨー」「ラー」「マー」などのスラングもあり、自分の口癖になってしまう可能性があります。
実際、ぼくもマレーシア英語訛りになってしまっていますし、周りにいる日本人は「オッケー、ラー」とか言っています(笑)。それはそれで、マレーシアに親しみが持てていいと思います。
英語が学べればいい、海外に出られればいい、など自分の目的を軸に、見切りをつけて来ることをオススメします。
タイムスリップ感!日本の少し前のころ
先進国日本に比べれば、マレーシアはいろんな点で遅れています。
パッと思いつくので言えば、WiFiや通信回線、交通の便、健康意識、ポップカルチャーです。
通信系は回線の整備が行き届いていないからか、電波が届かず、通信できないところがチラホラあります。
それに、WiFiもサクサクとウェブ閲覧やYouTubeが観れるわけではなく、スローペースでラグも普通にあります。しかし、最近、ぼくの家に導入したTIMEというWiFiサービスは安くて結構早いので重宝してます。
交通は、朝昼晩に渋滞がひどく、車が長蛇の列を作っているのをよく見かけます。健康にも気を使っている意識が見えるのは中国系の人たちが多いです。これは食べ物の種類も大きな原因になっています。
また、ポップカルチャーは、日本がマンガ、アニメ、Jポップに始め、超有名国だというのもありますが、マレーシア発のものは思いつきません(知らないだけかも…)。
国も人柄も時代も違うので、100%ではありませんが、10年前の日本にタイムスリップした感じといえばいいでしょうか。
しかし、その分、日本が追い抜かれるんじゃないかと思うくらい発展の勢いはすさまじいです。
この国全体のエネルギーの高さは、海外に長期滞在することでしか味わえません。
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変わらぬ常夏。季節が1つの世界
熱帯地域にあるマレーシアは、ずっと夏です。
日本が春だろうが冬だろうが真夏の暑さを保っているので、全く季節感がありません。なので、たまに今日が何月なのか分からなくなります(笑)。
それに、日本なら当然ある季節ごとの花やスキー、スノボなどはもちろん、季節の食べ物やファッションを楽しむこともできません。そうして淡々と毎日が過ぎていきます。
その代わりに衣替えをする必要はないですし、体調管理も3ヶ月ごとに気温や湿度が変わる日本よりはるかに楽です。
そういう意味では、体調が気候に左右される人にマレーシアはピッタリです。
マレーシアの天気・気温・湿度はどう?留学生活での体感をレポート!
日本人は苦手?清潔感とは程遠い環境
とにかく日本人にとっては国のあちこちが汚いです。
街中を歩いているとゴミは散見されますし、地面が割れていたり、下水のコンクリートの蓋が壊れていて、大きな穴が空いていたりします。
そして、コンドミニアムのエレベーターのランプが壊れていたり、ポストが壊れていたり、建物や壁のヒビがひどかったり、電車の窓ガラス全体にヒビがあったり、例を挙げたらキリがありません。
特に、ローカルレストランのトイレは最悪です。水浸しになっているところばかりです。
こんなに書いてたら、なんかマレーシアがヤバい国に見えますが、日本は衛生管理レベルが世界トップクラスなので、相対的にそう思えてしまいます。
補足しておくと、ブキッビンタンなどの中心街のショッピングモールや新しい建物はきれいですよ。
個人的には、この国はずっと暑いので、片付けたりする気分にならないからなんじゃないかと思っています(笑)。
やっぱり人がらが国を作るんですね。
マレーシア留学の不満・悩み集。耐えられるけどやっぱり気になるなあ
ユルすぎ!「のんびり屋」の人たち
マレーシア人は全体的にユルいです。
買い物してレジに長蛇の列ができていても急ぐことなく、他のレジの人と喋ったりしています。いや、急げよ!と何回思ったことか(笑)。
家電量販店とかで普通にスマホいじって動画見てたり、電話してるのにはビビりました。それに日本人みたく時間を守ることもほとんどないです。約束の時間の15分後に来るのは当たり前です。
その代わり、そうしたストレスがないのも事実です。いい意味で融通が利きます。遅れても大丈夫、間違えても大丈夫、って感じです。
食べ物のトッピングもお願いすれば簡単にできます。なので、自由度が高く、マレーシアで半年もすれば、いつの間にか寛容になれます。
なので、日本のストレス社会が苦手な人にはマレーシアは優しい国といえますね。
マレーシア留学のメリット5選!実際に大学留学体験して確信したこと
さいごに
どの国にも個性があります。
どんなに日本がいいと思っていても、マレーシアの方がいいと思えるところもあります。国をまたいでいろいろな角度から物事が見られるのが、留学の醍醐味の1つです。
なので、デメリットも自分のメリットに変えられる留学ができたら最高ですね。
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