海外留学はマレーシアが断然おすすめな3つの理由。超あり得ない環境!
- 2018.01.11
- マレーシアで生活

海外に留学してみたい!と思ったとしても、一体どこに留学するのがいいんだろう?って悩むことはありませんか?
アメリカやヨーロッパ、アフリカ、アジアと世界を見てみれば様々な国があり、とりあえず海外へ出てみたいという人にとっては選ぶのが難しいと思います。
今回はそんな人に向けて、実際にマレーシアの大学留学をした僕の経験から、マレーシア留学がおすすめな理由を、マレーシアの環境に注目してご紹介したいと思います。
言語の自由が体験できる国
マレーシア留学の魅力の一つ、言語についてですが、ここで問題です!
マレーシアには一体何種族が住んでいるでしょうか?
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答えは、3種族です。
それぞれマレー系、中国系、インド系となります。
ご存知でしたか?こんな風に複数の種族が住んでいる環境って日本じゃ考えられないですよね。僕もマレーシアに来た時に洋服や人の肌の色、街並みまでそれぞれの種族ごとの特徴があって正直、「何、この世界!?」とビックリしすぎてニヤニヤが止まりませんでした。
僕の特徴に、個人的に面白いと思うとニヤニヤが止まらないというものがあります…。まあ、僕個人の話はさておき。
このように、3種族が住んでいるため、もちろん彼らの使う言葉も違います。マレー系はマレー語、中国系は中国語、そしてインド系はタミル語です。
ここで「え?種族で使う言葉が違うなら、種族間のコミュニケーションはどうなってるの?」と思った方はいらっしゃるでしょうか?
それがスゴくいいポイントです!
もちろん3種族でコミュニケーションするためには共通語が必要ですよね。なので、マレーシアでは母国語がマレー語、第二言語が英語となっています。
よってマレーシア人は基本的にマレー語と英語が話せます。さらに、人種によっては中国語やタミル語が話せるのです。
…冷静に考えて、これってスゴくないですか?
つまり、マレーシア人は最低3ヵ国語が話せるんです!
マレー系であっても中国系の学校に通って中国語が話せる人がいます。
実際にマレーシア人が話すところを見ると、めちゃくちゃ面白いです。今まで英語を話していたと思うと、いきなり中国語を話し始めたり、マレー語で会話をスタートするんです!
日本の日常では、まず絶対見られないですよね。
先生に「じゃあ、英語を話して」と言われても、「ええと、なんて言うんだっけ?」というところから始まる人がほとんどだと思います。
経済や教育、インフラなどの点でみれば日本は間違いなく先進国です。しかし、言語に関しては圧倒的にマレーシアが先進国であることは疑いようもありません。トリリンガルからマルチリンガルが常識の国です。
この「言語の自由」は絶対に留学して肌で感じてもらいたいことの一つです。
ありすぎて、語り切れないほどの異文化国
次にマレーシアの文化についてです。
さきほど、マレーシアには3種族がいると説明しました。これはつまり、一つの国に3種族の文化が同時に存在しているのです。特に大きいのが宗教です。
マレーシアの国教はイスラム教ですので、もちろんムスリム(イスラム教徒)がたくさんいます。しかしそれだけではなく、ヒンドゥー教やキリスト教を宗教としている人もいます。
そうした環境で一つの宗教がすごく小規模なものではなく、ある程度まとまった人数がいるので、それぞれの宗教に由来したものをあちこちで見かけるのです。
イスラム教のお祈りに使う施設であるモスクやスラウはあちこちにありますし、トイレには水で洗えるようにホースが取り付けられています。
また、女性の服装は肌を見せないように長袖や二カーブを着ていたり、髪を見せないようにヒジャブを被っています。また、動物由来の食べ物は、お祈りが施されたハラルフードでないと食べられません。
一方でヒンドゥー教の場合は、お寺のデザインがとてもユニークです!小さな人や像をモデルにした人形がお寺の建物にたくさん見られます。また、そのお寺には、火のついたロウソクがたくさん台に乗っていて、お祈りの際に使われています。
服はとてもカラフルなサリーを着ていますし、顔のおでこにビンディーやティラカと呼ばれる赤い顔料を付けている人も多いです。
キリスト教は、なんといっても教会の存在が大きいです。毎週日曜日にお祈りするのに使います。
僕のハウスメイトも毎週日曜日にお祈りに行っていました。服装はみなさんお馴染みの洋服です。そしてキリスト教のイベントといえば、日本人にとっても一大イベントであるクリスマス!クリスチャンはクリスマスを祝います。
逆に、クリスチャンでない人はクリスマスを祝いません。これは日本人からしたら、かなり面白いですよね。日本人だったらクリスチャンでなくても祝う人が多いですから、僕にとっては「え?祝わないの??」って感じでした。
また、食文化も多種多様で面白いのですが、これは別の機会にご紹介できればと思います。
こうして一つの国で宗教が絡み合いながらも、共存しているところがマレーシアの魔法です。街中を見渡してみるだけでも楽しめるので、是非マレーシアに来たら、スマホではなく風景を見てみるのがおすすめです。
めまぐるしく成長する発展途上国
最後に、忘れてはいけないのが、マレーシアは発展途上国であるということです。やっぱり僕は日本人ですので、日本という先進国と比べるとマレーシアの技術は遅れているなあ、と感じることがあります。
たとえば、スマホのような通信端末の電波状況です。これはまだまだ設備が十分に整っておらず、場所によっては電波が不安定、または全然電波が届きません。
だからこそ、空港やレストラン、カフェなどではWifiのルータが設置されており、パスワードを入力すれば無料で使えます。
他にも、これには正直「マジで!?」とビックリしたのですが、ショッピングモールに行くと、営業時間にも関わらず、エスカレーターが止まっていることがあります。そして、たくさんの人がエスカレーターを歩いて昇ったり降りたりしているのです。
僕個人的には、超面白くて楽しいのですが、お年寄りの方や子供たちにとっては面白くないかもしれないです。
また、街中を自動車で走っていると、見渡す限り建設中の高層ビルばかりです。右にもクレーン、左にもクレーン、前にもクレーン!で建設ラッシュなのが分かります。
2020年には先進国入りするという目標を掲げているマレーシア。こうした、発展途上の様子を肌で感じることができるのも留学の一つの魅力ですね。
2、3年後にどうなっているのか。今からでもワクワクしてきます。
まとめ
今回は、環境に着目して、言語、文化、発展途上であることからマレーシア留学がおすすめである理由をご紹介しました。
まだまだ魅力がいっぱいのマレーシアに、実際に足を運んで生活してみると、いろいろな発見があります。
僕にご連絡いただいても、留学のお手伝いができますので、お気軽にご連絡くださいね。
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