マレー語の悪い言葉とマレーシア人がよく使う言葉まとめ
- 2019.01.07
- マレーシアで生活

マレーシアの悪い言葉や実際に使われている悪い言葉にはどんなものがあるのでしょうか。
言葉を学ぶときに必ず現れるのが悪い言葉を覚えようとする人ですよね。特に学生は相手をなじる際によく使います。
ぼくは特に興味はなかったのですが、むしろマレーシア人の方から「コレ言って」という感じで悪い言葉を言わされたときに興味が出て、いくつか聞いてみました。また、マレーシア人がよく口癖で言う言葉も耳に残っているものがあります。
そこで今回はマレー語の悪い言葉とマレーシア人がよく使う言葉についてご紹介します。
マレー語の悪い言葉
Babi(バビ):豚
日本でも「豚野郎」っていう言葉がありますが、その感覚に似ています。でも、イスラム教が国教であるマレーシアではもっと深刻に考えるべき言葉です。
というのも、イスラム教では豚が不浄なものとして食べることが禁止されているからです。また「風俗嬢」という意味もあると大学の同級生に聞きました。
マレーシアでBabiと言ったら「近寄りたくない汚いもの」という感覚でしょうから気をつけましょう。
Bodoh(ボドー):バカ
どの言葉でも「バカ」を知りたい人はいますよね。
Bodohは能力が無い、頭が悪いという意味を込めて、人を見下す言葉です。軽い気持ちで使うととんでもないことになるかもしれません。
Gila(ギラ):キチガイ、狂ってる
Crazyと同じ意味合いです。この言葉は悪い意味だけではなく「めちゃくちゃ」というニュアンスでも使われています。
こういう意味で使うのならいいですが、他の人には直接言わない方がいいですね。
Pergi mampus(ペルギ マンプス):死ね
日本語でいう「死ね」がこれに当たります。Pergiが「行く」、mampusが「死ぬ」という意味です。
学生間では何も考えずに軽い気持ちで使われることもありますが、相手を傷つけるどころでは済まない可能性もあるので、使わないようにしましょう。
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よく使われている言葉
Aiyo(アィヨー):なんでだよー
おそらくこれは中国語から来ている言葉で、中国系マレーシア人がよく使います。何か自分にとって理不尽なことが起こったときや何かうまくいかないときに話していますよ。日本人なら中国人が「アイヤー」って言っているのも想像できますね。
lah(ラー):~だろ、~しろよ
なかなか説明しにくい言葉ですが、「OK lah」のように使われて「いいだろ」とか「もちろんいいに決まってるでしょ」というニュアンスを指します。
また「Shut up lah」で「黙れよ」というような意味も表します。こういう強い言葉の後に付けると、ただ単に「Shut up」というよりも柔らかい表現になっています。なので、クッションとしても使われているのだと思います。
その他
舌を鳴らす?
言葉ではないですが、マレーシア人は舌を鳴らすことがあります。正確には、舌を鳴らすというよりも、「息を吸いながら唇を開いて音をたてる」といった方が正しいです。実際に見てみないと分からないですね(笑)。
これは、何か自分にとって不服なことが起きたときのリアクションです。例えば、コンピューターやスマホが思うように動かないときなど。「この野郎」「クソッ」って感じですね。
イライラしている感じが一瞬で伝わりますので多様はしないようにしましょう。
さいごに
マレーシアの悪い言葉やよく使われる言葉は簡単ですが、意味によっては使わないようにしましょう。日本人でも「OK lah」など真似している人がいるのですが、なんだか滑稽に見えます。
言葉は人を表すので、自分にあった言葉を選んでくださいね。
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