【タイプーサム2018】マレーシアのバツ洞窟でのヒンドゥー教徒が強烈

【タイプーサム2018】マレーシアのバツ洞窟でのヒンドゥー教徒が強烈

スラマッパギ!

マレーシアに来てたくさんの宗教的な建物や服装を目にするのが日常になりました。しかし、2018年1月31日はヒンドゥー教の驚異的なお祭り「タイプーサム」が開催されるとのことで、行ってみました。

ヒンドゥー教の奇祭「タイプーサム」とは?

マレーシアの国教はイスラム教ですが、他にヒンドゥー教、キリスト教の信者もいます。街中を見渡してみてもそれぞれの宗派が分かるほど、服装も違う人々が行きかう国でとても面白いです。

今回取り上げるヒンドゥー教の奇祭と呼ばれるお祭り「タイプーサム」では、信者が20キロも離れた「スリ・マハ・マリアマン寺院」から「バツ洞窟」まで向かいます。

それだけ聞くと、「え、それだけ?マラソンと変わらないじゃん」と思ってしまいそうです。しかし、ただ長い距離を歩くだけではありません。

このお祭りで信者が行うのは「苦行」

なんと、信者は自らの体に針を刺したり、フック状の針が付いたツボを引っかけたりして進みます。中には、口に針を貫通させる人も…!!!

血も出ず、痛みもまったく感じないんだとか。「いやいや絶対痛いでしょ!!」とツッコまずにはいられません。

そんな目を疑うようなお祭りの光景を見に行ってきました。

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驚愕と神聖な光景

2018年1月31日に開催されたタイプーサム。

ひとことで感想を言うならば……驚愕!!

それしかありませんでした。KLの中心地からバツ洞窟まで、針を体に刺しながら神輿を担いで歩いてきた信者たちの光景はもう異常としか言いようがありません。

下にあるのが、ぼくが現地で撮影した驚愕の写真です。心臓の弱い方はこれ以上見ないか、覚悟を決めて見てください。

バツ洞窟を象徴する黄金の像。その下は信者や観光客で埋め尽くされています。

そして、先程お話した信者の写真がこちら…!

見事に刺さってます!!背中に針が…!血は出ていませんが、なんとも痛そうな光景…

そして、こんな大きな神輿を担いでいる人まで。本当にご苦労様です。

太鼓の演奏が始まると、超はしゃぎながら、これを上下に揺らして踊ってた。トランス恐るべし。 ・ #トランスフィーバー! #意識はあるのか… #太鼓で自分の声が聞こえなかった #音までもトランスフィーバー #ぼくは遠くからニヤニヤ ・ #マレーシア #海外 #旅行好きな人と繋がりたい #マレーシア留学 #留学 #クアラルンプール #ツアリズムマレーシア #goマレーシア #マレーシア観光 #kualalumpur #kl #vlv3000 #ブログ #ブログ更新#ヒンドゥー教 #タイプーサム #thaipusam #お祭り #奇祭 #トランス状態 #ダンス #きれい #インド系 #バツ洞窟 #にぎやか

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これはバツ洞窟への階段を昇る途中で休憩している信者の写真。

なあんだ、と単に見過ごしそうですが、ほおに針が刺さっています…!!くわえているのではありません。刺さっています!痛い!!!

驚愕の悲鳴をあげながら、人ごみの中をやっとこさ昇った階段。その先にあるバツ洞窟内部。

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大声を出したら、やまびこが聞こえそうなほど広くて神秘的な光景。それでも人の多さにはビビります。

バツ洞窟奥地の階段を昇った先にもお寺があります。それにしても人形がたくさん乗っててこれまた面白い。

その周辺にはハトの姿と…にわとり!?こんなところに、なぜ鶏がいるのかは全くの謎でした。笑

バツ洞窟はマレーシアでも有名な観光地。

洞窟内部に涼しくて神聖な空気が流れていました。あれだけ人がごった返していながらも涼しかったのは、そうとう洞窟内が広いってことでしょうね。

バツ洞窟への行き方

今回、タイプーサムが開催されたバツ洞窟へは、KTMという電車を使って行くことができます。

いえ、むしろKTM以外に行く方法はありません。当日は車での出入りが禁止されているので、他に方法があるとしたら自分で歩いていくくらいです。

KTMの停車駅(終点)に「Batu Caves」というのがあるので、そこへ向かいます。ぼくの住んでいる近くの「Serdang」駅からは10駅くらいでRM4で、大体1時間くらいで着きます。当日は朝7時くらいの電車に乗りましたが、案の定、混んでいたので、早めに出ることをオススメします。

もし電車を使いたくない方は、ヒンドゥー教の信者と一緒に歩いていく…というのもありかもしれません。マラソンの応援気分で試してみるのもいいかも…?

まとめ

実はぼくがこのお祭りを知ったのは開催の2日前、つまり1月29日でした。マレーシアにいる日本人に教えてもらったのですが、一年に1回しか開催されないため、本当にツイていたなと思います。

こんな、世界でも数見ない過激なお祭りは日本で見ることができないので、マレーシアを訪れる際にタイミングが合えば行ってみてはいかがでしょうか?

きっと強烈なカルチャーショックの一つになること間違いなしです。笑