マレーシアではシャワーの毎日。日本の温泉は洗練された日本文化だ!
- 2017.12.27
- えんが話

マレーシアにいると毎日シャワーの生活になる。
というのも、ここは常夏の国。
日本のようにたくさんの温泉があるわけじゃないし、
そもそも毎日暑いから温泉に入りたいという人はほとんどいないと思う。
マレーシアではシャワーがお風呂
英語の表現にもマレーシア人のお風呂の捉え方が表れていて、「Take a bath」というとシャワーを浴びることを指すのだとか。
僕の場合、「Take a bath」と言うと、完全に湯船につかっている風景が浮かび上がるから、これを聞いたときは「うそー!」とビックリした。
だってbathて言ったらバスタブのことだから、お風呂じゃないか、とツッコんでみたり。
まあ、体を綺麗にするという意味では同じ表現だからどっちでもいいんだけどさ。笑
こうしたことを聞くと、国の文化によって同じ言葉の表現でも、
そこに含まれているイメージが異なることが見えてくるから面白いな。
日本の温泉は日本文化
とそんなことを考えていながらシャワーを浴びていたら、日本の温泉特有の硫黄のにおいが猛烈に恋しくなった。
日本で温泉に使っている間は普通のこととして考えていたけど、やっぱり温泉は日本の文化と言っていい。
山奥にあったり街中にあったり、
自然溢れる雰囲気や近代的な雰囲気、
それぞれの温泉にある特有のにおい、
入口のドアを開けた途端に感じるムワッとした熱気、
かかり湯、木やプラスチックなどの種類のある桶や椅子、
露天風呂へ行こうとドアを開けたときの少し冷たい風、
脱衣所のかごや体重計…
これら全部ひっくるめて日本の温泉文化を象徴してるし、細かな点まで気配りがされるのが良く分かる。
風呂上がりのコーヒー牛乳やアイスクリームも最高だし、レストランや旅館の料理だって放っておけない。
こう考えると、
日本のリラックスの場所といったら「温泉」は第一チョイスかもしれないな。
日本に帰ったら真っ先に温泉でくつろぎたい!
そこで温泉の蒸気を肺一杯に吸い込んで、独特のにおいを堪能して、湯船に浸かってボーっとできたら最高だなあ。
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